事件の真実

私にファンが・・
あいかわらず忙しい日々がつづいていた。
市内のマンションに移ってからは、家で親に「店のここが

ああだこうだ」とi言われるうっとおしさもなく、のんびりと

できて心地よかった。
親父は行商がだめになっていとこのスーパーで働いて

いたが、店のことをあまり知らないのにいちいち口に出

すので、内の会社で雇うことにしたらいろいろ口出しし

なくなった。
立場が変わってこっちが雇い主になったので、こっちが

言う方に変わったからだ。
こうして店で過ごしやすくなっていった。
マンションの近くにコンビニがあり、有名なチェーン店

じゃなかったがその店の店長がおもしろい人で私のこ

とを知っているという。
店長はM市のひとで、私の店の出店に苦労したことな

どを知っていた。
ファンだと言われたときはさすがに「男のファンかよ。」

とはおもったが悪い気はしなかった。
この店長は私が店をしてるのを当然知っているのに、

「ポテトチップはこっちの方がお得ですよ」とかいって、

いつもいろいろ進められてよく買わされた。
やっぱりこれぐらい押しがある人は、うちの会社にほし

いと思っていた。
この店のいいところは漫画の本がいつも前の日に入

ることだった。
特に少年ジャンプは月曜日販売のところが土曜日に

はいる。
それがとても魅力的だった。
私の店でも本は売っていたが納品するところに言って

も前の日に入れてくれなかった。
そしてこの店長のびっくりしたことは土曜日にいけない

ときは日曜日に店に配達されていたことだった。
さすがに私もはずかしいので欠かさず必ず買いに行く

ようになった。

占いで
そんなある日の土曜日。私は会社で占いを見ていると

(店にテレビが12台据え付けてあり、映画や音楽、サ

ーフィンのビデオ、占いなどを流している)
その日はラブラブ運が最高でアイテムは本だった。
いいことがあったらいいんだけどと思っていた。
私は店をする前は喫茶店のチェーン店で働いていて、

酒もたばこもしないが女の子は好きだった。
女の子とのトラブル?で店を7回変わった。
そのおかげでそのチェーン店にいた店長と一緒に働

いていたアルバイトは店を作ったときに誘って一緒に

働いていた。

K店長とモテモテのI社員だった。
特にI社員は私のことをとてもいい人だと思っていた。
それは私が昔、喫茶店で働いていてIが入ってきたと

き、最初は洗い場なのだが私はよく代わってやって

いた。
ほんとは助けてるんじゃなく、かわいいお客さんがき

たらよく見えるからだった。
まあ、そういうことで間違った信頼を一身に背負って

いた。?
しかし、期待していた割には何もなく終わった。
仕事を終え、車でいつものコンビニにいき漫画の本

を買って帰った。
そしていつもどうりに1時過ぎに就寝についた。
すると2時に誰も知らないはずの電話が鳴った。
マンションは入って間がないのでだれもまだ電話番

号を知らせていなかったのでかかってきたはじめて

の電話だった。
なんと買い物をしたコンビニの店長だった。
私は「何でここの電話番号わかったんですか。」とい

うと、店長は「いろいろ電話してやっと調べました。」

と言った。
私は、近くだとわかってもはっきりわからなくて電話

局で調べれる物かと思いながらで「どうしたんですか

?」ときいた。

コンビニの店長は忘れ物です。と言った。
私は本も読んだしと思い、何を忘れてるんですかと

聞いた。

店長はちょっと笑いながら「うふふ 車忘れてますよ。」
なんと私は車で行って歩いてマンションに帰っていた

のだった。
買ったばかりのスープラちゃんを・・・