事件の真実


この時はまだ2店舗だけでしたがパート、アルバイトをあわ

せると100人 近くいたと思います。

私は一つの店にいるわけではないので名前をなかなか覚

えられなかったん ですが、この問題のパートさんだけはイ

ンパクトがありすぎてすぐ覚えてしまい ました。

私はこの時期は朝方はM本店で果物を手伝っていました。
その時にパートのMさんは野菜の仕事をしていて35~36

才ぐらいで、私が 「Mのおばさんはどこにいるの」と聞くと、

離れたところで聞いていて、「おばさんて私のことですか。」

と怒った顔をして言われ、なんと言っていいかわからず、た

じたじになったものでした。

働いている時間が終わって、お昼の休憩時間にみんなで台

所でくつろいでいると、Mのおばさんはいつも「死にたい、死

にたい」と言っていました。
それを聞いて私は「死にたい死にたいと言って死んだ人は

いませんよ。」とMの おばさんに言っていました。

そんなことで一、二ヶ月たったある朝、Mおばさんは無断

欠勤しました。

みんなで「Mおばさん休むなんてめずらしいな。」と言って

いました。

次の日青果のパートさんが「Mさん死んだで。」と言ったの

です。 ww
新聞に載ってると言うことで見てみると、ほんとに記事が載

っていました。
MのおばさんはW不倫をしていて、相手と車の中に排気ガ

スを引き込み無理心中をはかったのですが、相手の男性

は逃げ出して1人死んだのだそうです。

それから作業場で遅くまで仕事をしている社員がいると、

「遅くなったらMのおばさんが 出てくるぞ。」とよく脅かし

たものです。

そのあと松原本店ではレジのパートさんが2人急死しま

した。
みんなは「Mおばさんが連れて行ったんだ。」と話してい

ました。

M店の裏の一番高いところの窓から覗いているような気

がすることがよくありました。

でも実際はそんなことはありえないんですけれど・・・
なぜならその窓は部屋からはつながっていない窓で

すから・・・