本日の相場＆ここからの展開予想！

投資家心理の改善で下値の限られた展開が続き、終値としては8月18日以来約1週間半ぶりに8,900円台を回復。ただ、心理的節目の9,000円に接近したことで上値は重く、終盤は戻り売りに押されて上げ幅を縮小する場面。

買い戻しが中心で商いも伸び悩んでいる状況下では、心理的節目を回復するのは難しく、米国の経済指標が弱くても景気刺激策への期待感は膨らむが、投資家を呼び戻すには、やはり強いマクロ指標が必要。週末には雇用統計、国内では9月2日に組閣との報道もあり、手を出しにくいという。

過度の不安感はやや後退しているが、それでもまだ様子見ムードが強く、週内は下値を固める展開が予想されます。8月相場で猛威を振るった催促売りもやる意味がなくなった事から、ＮＹは大分安定し、横ばい波動に入ることとなりましょう。目先は一番底から二番底を決めるための戻りを試す展開が期待され、これら森より木を見た投資を行っているうちに、投資家心理も徐々に改善、年末にかけ全体相場を強く押し上げる事となりましょう。

新総裁は野田氏に決定し、外人は増税路線は評価してくるので下げ材料にはならないと見ており、特に関連銘柄と言うものがなく、増税、為替ぐらいしかキーポイントがありませんので、国際有料銘柄がしっかりとなってくる可能性はあり、相場の下支えにはなりそうです。