こんにちは、どうも近頃はさんまがおいしい季節ですね!最近のブームが駅ナカのスーパーで今年高めのさんまを眺めることだったりします。運動の秋なんて言葉には目もくれず食欲だけが盛り上がっているのは私だけでしょうか?広報7期のはまです。
さて、私は先ほど運動なんて、と言いましたが
夏のワークで行われた「コナロム運動会」について報告します!笑
んんん、あれ、運動会ってこの前もなかったっけ?あれ?
って思った方、あら鋭い。
今回はですね、現支援先のプグハナン村に加えて、
前支援先、コナロム村でも運動会を行ったのです!
コナロム村は前支援先で、アルファは2012年8月~2013年8月の一年間で2教室を建設(団体として3・4教室目の建設)し、教室のペンキ塗りまでを行いました。政府の支援で建てられた校舎も合わせて現在は、実際に子どもたちが小学校として通っています。
現在のプグハナン村に支援先が変わっても、プグハナン村から近いこともありワークキャンプが終わると帰り道にコナロム小学校に寄って行っていました。
行くたびに、毎回私たちを迎えてくれるのが、子ども達や小学校の先生、
(そしてここがポイント)ウェルカムフードのスパゲッティとコーラ!!(これが無いと帰れないと言っても過言ではないくらい美味しいのである、むしろ中毒性あり。)
しかしいつしか思うのであります。
『特にコナロムでのプログラムが無いのに毎回こんなおもてなしを受けただけで帰っていいのか?!』
そう、私たちは観光客ではない!ボランティア団体!
アルファの大事にしている4つの柱の一つ「継続性」を体現する意味でも、コナロム小学校に恩返しをしたい、そう思って企画したのが、このコナロム運動会でした。
ではそのコナロム運動会が如何なるものだったのでしょうか。
ちなみに競技は以下の通り。
~プログラム~
1、名前探しゲーム
2、綱引き
3、プランティングストロー
当日は、心配していた気持ちをよそに見事どっぴーかんな天気!
しかも開催場所となるバスケットコートも砂利が少なく、安全な場所であると知ったので一息ついてジプニーで小学校に向かいました。しかしコナロム小学校につくと、、、
えええ???ウソでしょう????
なんだこの子どもの数は!!!
私たちが予想していたのは60人。
しかし、そこにいたのは明らかにそれどころじゃない、
数えてみるとなんと、、、、120人でした!!!倍だあ、倍。
当然競技は60人を想定して作られていたので、
120人だと待ち時間が長くなったり、安全性が危うくなってしまうところが出てきました。
なので急きょ副リーダーのなぎちゃんと司会の薫子さんと相談して
ルールや形式を大胆に変えておこなうことにしました!
そしてみんなでラジオ体操をしてから運動会スタート!o(`ω´ )o
1、名前あてゲーム
これはアルファメンバーの名前が書かれた紙をもらった子が最初に行った自己紹介をもとにアルファメンバーを探すというアイスブレイク的なゲームでした。
初対面で少し緊張していた子どもたちも、これでちょっとは笑顔が見られたかな、とおもいます。見つけられたアルファメンバーも嬉しそうでしたね!!
2、綱引き
ここからが本番。子どもたちは赤、緑、シルバー、青の4チームに分かれ勝ち上がり式で行いました。しかし綱にも長さの限界があったため、どのチームも2回戦うので、1チームを2つに分けて一人1回は綱を引けるようにしました。
これが一番の盛り上がり!!
どの子もアルファメンバーも一生懸命!
3、プランティングストロー
ストローを空き瓶にさして(これをプランティングという)、それをまた引っこ抜くリレーです。一見簡単そうに見えて意外と難しい!
そして全競技終わり、、、
優勝は、青と緑チームでした!!
おめでとう!
どのチームも僅差でしたね!
最後に日本から用意してきた
「ストロートンボ」を景品としてプレゼント!
(数が圧倒的に足りなかったのが残念でしたが、交替して遊んで楽しんでくれていたのでオッケーラン!(大丈夫!))
終了後、楽しんでくれたかな~?と問いかけると
YES!!!!!!
という120人の大歓声をいただきました!
ううう、ありがたやぁ。ありがとう、来てくれて。やって良かった!と思った瞬間でした。
今は建設という支援は終了し、ワークキャンプとしては行っていないですが、こうして前からある縁を大切に続けていくこと、つまり「継続性」は忘れてはいけないことだと今回の運動会を通して感じました。
そうすることで出来る家族のような太いキズナが、私たちを支えて、この人たちのために何かしたい!と、こうして新たな取り組みができるようになり、そして新たな笑顔が生まれる。今回の運動会で、これが実際に体現できたと思います。
でも!堅苦しく支援とか取り組みという形ではなく、あくまでも
『ちょっと寄ってみたよー』っていう少し離れた親戚の家に遊びに行く感じのスタンスで行って、自分にできるちょっとしたことをする(これこそ、プラス「アルファ」ですね)。
そして『また帰ってくるねー』と別れる。この繰り返しがアルファらしい継続性かなと思います。
(毎年クリスマスにプレゼントを贈っています)
フィリピン・イロイロ・ランブナオは私達にとっての第二の家族や仲間がいる大好きなところ。こうして継続できるのも行くたびに笑顔で待ってくれている人達のおかげです。
これからも、アルファらしく有難き縁を大切に続けていきたいと思います。
そしてこうした縁が、また新たな発見、出会い、可能性に繋がりますように!!
それに向けてまた進んでいきます。
長くなりましたが、拙い文章お読みくださりありがとうございました!
salamat gid!! ;-) (Thank you very much!!)
追記…運動会終了後、紙皿に山盛りのスパゲティとコーラがもちろん私達を待っていました!笑 そして安心して帰ったアルファだったのでした~。