　～～受験国語攻略法シリーズ～～

　「詩」の読解について

2024年組の受験指導も、大詰めになってきました！

6年生、中学3年生の受験国語の指導をしていて、受験生が苦戦するもの。

①論説文の読解

扱っている内容自体の難易度が高くて理解が難しい。

使用している語彙が難関。

②明治・昭和初期の小説

時代背景の理解と心情把握に苦戦する。

③私立高校の古文

日本語訳がついていない、原文の古文を敬遠しがち。

しっかりやれば、現代文よりも難易度は高くないけれど、慣れていないので、つい難しいと思ってしまう。

そして

④「詩」の読解

特に、中学受験の「灘中」や「筑駒」の詩の問題は難関。

得点率がかなり低いこともある。

抽象的でわかりにくい題材の場合、かなり苦戦する！

　詩の作者は、自分が感動したことや伝えたいことに共感してほしくてその詩を書いたはずです。

　作者の感動を客観的に読みとったうえで、そこに描かれている感動や伝えたいことをより深く読みとることが重要です。

　そこに詩の読解の難しさがあります。

詩の読解においては、全体のテーマを常に意識しておくことが大切です。

　「何が「たとえ」られているのか、を瞬時に判断する」

特に、短い詩から読み取るのはレベルが高いですが、アルぺの受験対策講座でも、類題校の問題も活用しながら、集中トレーニングを実施中です。

この時期にきて、国語に充てられる勉強時間もかなり限られてきているはず。

だからこそ、効率よく、集中的に解釈のトレーニングをしていきましょう！

頑張れ受験生！

10月3日　