知っていますか?シニアのサインを理解していないことで不仲になること。 | 【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

鹿児島で動物病院を経営しつつ、飼い主さんがペットに1つでも多くできることを提案できる場として、ペット関連のイベントや講演をしています。
http://www.ruoona.com/
http://www.alohapet.info/

こんにちは

朝日を浴びて、清々しい気持ちでスタートを迎えた

アラフォー獣医師 浜崎菜央です。


明日明後日は、

うちの病院でお昼休みと夜とシニアサークル体験会なんですアゲアゲ

みなさんにいーっぱい知っていただきたい、体験してほしいものがあるのですが、

少しずつ抜粋してお話しようと思っていますハート



シニア期のお話つながりで…



11月23日(月)祝日に、

岐阜にて、

シニア犬セミナーを開催することになっていますアゲアゲ

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あと1ヶ月となりました

申し込みも、ちらほらいただいています。


なぜ岐阜で

という方…


それは私が学んだ地であるからですよアゲアゲ



わたくし、出身は鹿児島ですが、

大学は岐阜で、勤務医の時代も岐阜の病院で過ごしていたのです。


そんなわけで、岐阜には、たくさんの知り合いがおり、


前働いていた病院の患者さんとも未だにつながっていることも多く、
(実はFacebookでもたくさんの岐阜の患者さんとつながってますハート



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(昨日も岐阜の患者さんから、季節のものとして、栗きんとんが届きましたハートありがたい



今回のシニア犬セミナーも、

岐阜の患者さんが協力してくださり、

セミナー開催
となったものでありますハート




今「シニア期」のわんちゃんねこちゃんの介護や夜泣きなどの大変さから、

保護施設への収容の相談や連絡が増えてきています
(これって本当に増えてきていて、問題になってきてるんですよ)


他の国であれば、保護施設はたくさんあって、寄付でまかなわれているけれど、

日本でいう保護施設というものは、

ほとんどボランティアとして活動している人たちで成り立ち、

寄付金はわずかなことがほとんど。




保護施設が引き取ってくれないなら、保健所に連れて行く
(半ば脅しのような言い方で…

とか、

実際、保健所に問い合わせるというケースも多いのです。



私たち動物病院にも、

新しい飼い主さんを探してほしい

とか、

時には

安楽死をお願いしたい

と相談に来られることもあります。



病院に診察にいらっしゃってる方たちでも、

シニア期のわんちゃんねこちゃんたちのことを理解していないことで、

コミュニケーションのズレを感じることも多々あります。



へえ~そういうことあるんだ

とイメージがつきやすいように例を挙げるとすると・・・


『最近、飼い主さんが帰宅してもお迎えに来なくなった』

という理由について。


これには、実は『耳が遠くなった』ということもあります。


『耳が遠くなった』ことで、帰宅したことに気がつかなくなって、

眠ったままになっているんです。



でも、飼い主さん的には、

年をとったし、動くのが面倒なのかもね

で済ませてしまっていることも多くあります。



もし『耳が遠くなった』ことが関係しているのだとしたら、

普段の生活でも、耳が不自由になり、不安に思っていることが多くあるかもしれません。


その『不安』に気づいてあげられていないことで、

わんちゃんたちは問題行動を起こすことがあります。



『耳が遠くなった』→『不安』→『問題行動』



この流れに気づき、

『不安』
を取り除くように飼い主さんが接してあげることで、

自然と『問題行動』はなくなるのです。



なのに、

認知症なのかもね

などと言って、済ませてしまう飼い主さんも多いのです。



これで、すれ違いが起こり、コミュニケーション取れなくなってしまうのです。


年取ったらわがままになる


という理由は、ここにあることもあります。





もともと飼い主さんとわんちゃんたちは仲良しであるべき。

この問題のせいで仲が悪くなってしまうことは、とても残念なこと・・・


問題を減らすことのお手伝いができるように、

このセミナーを開催しています。




無料だったら行くのにね…

と周りの人たちが声かけするとよく言われると相談されるのですが、



無料だから来る

という方たちには、

とりあえず…という気持ちが多く、

半分の方々は、

参加したことををきっかけに、

こんなにシニア期のことっていろんな学びがあるんだ

と知り、

もっと向き合ってあげよう

もっと学ぼう

と感じるけれど、



残りの方々は、受動的で、

やはり犬だから猫だから…

困ったらその時どこかに相談したらいい

と心に残らないことが多いのです。




講師の人はみ~んなそうでしょうけど、


みなさんにいいものをたくさん提供し、

たくさんの発見を持って帰っていただきたい


と願っているので、

セミナーのために、たくさんの時間をかけています。



私自身も、

テキスト代、今まで学んだノウハウ代、旅費がほとんど・・・


本当は、いつもどおり自分の病院で診察しているほうがいいこともあります。
(自分の患者さんたちにもご迷惑をおかけするわけだしね



それでも、みなさんに知っていただきたいから頑張っているのに、

無料なら行く

と言われると、

無理して来なくて大丈夫です

と言いたくなります。



大きなスポンサーがついているわけでもなく、

大きな団体に所属しているわけでもなく、

ただただ個人的に活動してるだけなので、

no moneyでは提供できないんですよね。



必要だとピンと来る人が受ければいいのだアゲアゲ

と思っています。



ただ、このことを知らず、苦労されている人に伝わってほしいなと思っているので、

こうやって発信はし続けています。




多くの人から、

シニア犬セミナーに参加してよかったアゲアゲ

というお言葉をいただいています
ハート



参加されるまではどうなんだろう?と思っていても、

実際受けてみて、

「ためになった!」

と思われる方も多いんですハート



普段何気なくしていることでも、

必要性、コツ・・・いろんなことを知った上でやると、

もっともっと違う変化が起きるもの。





何かあってから・・・ではなく、

未然に防ぐ

そして、

早めに対処することができるために、

このセミナーがあるのですアゲアゲ




おうちのわんちゃんねこちゃんのために、

少しでも何かしてあげたいと思っている方、

こよなく愛しているという方、

ぜひご参加ください。




詳しくはコチラこれ→シニア犬セミナーについて