グランテッド(granted)


グランテッド(granted)
http://item.rakuten.co.jp/cowichanfamily/c/0000000138/

◎カナダの伝統的なパターンにとらわれない斬新なデザインで注目を集める。

カウチンセーターが生まれたのは、今から約200年ほど前のこと。バンクーバー島に古くから住むセリッシュ・ネイティブインディアン「カウチン族」が、カナダの厳しい冬、漁に出る男たちが働くための労働着として、先祖代々ハンドメイドで受け継いできたものです。

グランテッド(granted)は、1978年からカウチンセーターを作り続けているニット製品製造・販売会社フライヤー・フックス社(Flyer Hooks)が、2007年にバンクーバ郊外のリッチモンドで満を持して立ち上げた新しいブランドで、若者向けのハンドメイド・カウチンブランドです。もちろん、バンクーバー発の本物を届けるため、「Made in Canada」が大切なコンセプトとなっています。

メープルリーフや鹿といったカナダのこれまでの典型的なパターンとは全く違うデザインを取り入れ、カウチンセーターのデザインにはなかった珍しい絵柄や意外性のあるデザインを採用しているところがこのブランドの一番の特徴です。世界各地の先住民アートをヒントに作り出したデザインやヤシの木やラクダ、フラミンゴといった南国を思わせるデザインのトロピカルなカウチンセーターもラインナップされています。専属デザイナーの日系カナダ人Minoru Brian Hirano氏が手掛けるカウチンセーターの遊び心が、若者を中心に人気を集めている理由のひとつです。

カウチンヤーンは、すべてニュージーランドから取り寄せた高級100%ウールの上質で洗練された毛糸だけを使い、約30人のスタッフがそれぞれハンドメイド(手編み)で仕上げています。高い技術を持ったベテラン・ニッター(編み手)たちによって1枚のセーターを2、3日で編み上げていますが、複雑なデザインや大きなサイズのものは4週間以上かかる場合もあります。また、昔からの重くてどっしりしたデザインとは対照的に、身体にフィットする丈が長めのシルエットがポイントです。

「ジッパーの部分に取り付けた木製のラベルはビクトリア島の木で作っている」とブランドへのこだわりをMinoru氏は語るように、良き伝統はそのまま取り入れ、細部に亘ってクアリティの高い洗練されたカウチンセーターを作り上げています。