Number11とは?:
コロンボの閑静な住宅街に建つバワの住宅兼オフィス。
元々、このお家は4軒の長屋でした。
ハロルド•ピエリス(アート作品のパトロン兼近代建築の支援者)が所有していた
アルフレッド•ハウスの一部をバワは、1959年3軒目の長屋を借りて、
その後1960年~1970年の10年間のうちに他の長屋を借りていた方がお引越したのを
きっかけに、ハロルド•ピエリスを説得し、4軒を1つの住宅兼オフィスに改装&新築
していったのだそうです。
車が2台↑置いてある所のお隣から私達はこちらに案内されました。
因みにお迎いさんのお家もバワのデザインなのだそうです。この辺り、どこのお家も
凄く豪華な高級住宅街でした。
↑左がエントランス。右は、バワのコレクションのロールスロイスとベンツ。
1軒目の長屋は、ハロルド•ピエリスを説得し、取壊して現在の4階建ての
お家を建てたのだそうです。
こちらに4軒もあったのか?と思える程奥が深く、ベトナムで見た長細い鰻の寝床のような
お家を思い出すような奥行きです。が、外と中の境が完全に無く、お家のあちこちに
自然光が取り込めるようデザインされているので、薄暗さは感じません。
Number11もルヌガンガ同様宿泊する事も出来ます。
こちらでもやはり白と黒のニュートラルな空間(キャンバス)に自然と
無国籍なアートコレクション、カラフルなテキスタイル等が程よいバランスで置かれています。
ただの無機質な空間ではなく、モダンな家具とアンティークなものがバランスよく
置かれて居る為か、キメキメガチガチのデザインではなく、程よい抜け感があり
とても心地良い空間です。
奥には、リビング、書斎、マスターベットルーム、写真が撮れた所と同じように、
あらゆる所に光を取り込めるコートヤードや小庭があり、
こうやって見ていても、どこからが建物なのかどこからが外なのか、完全に境界が
わかりません。
見学した際、お手洗いをおかりしました。お手洗いの壁には外からの光が充分
取り込める様、壁に天井から床までの1本の斜めの開口部があります。
日中は電気は全く必要なく充分な明るさをとりながら、視覚的プライベートも
保てるデザインとなっていました。
スリランカの伝統的な赤茶色のレンガ屋根の建物と1軒目の長屋を解体し建てられた
3階建ての(コルビジェ風)モダンな建物が違和感無くマッチしているのも、
あらゆる文化背景を持つバワのユニークさなのだと思います。
ヨーロッパの血を引くバワから出てくるのはやはり、コルビジェなのかもしれませんが、
私は、初めてバワ建築に触れて、フランクロイドライトの落水荘を訪れた時の事を
思い出しました。(落水荘に興味がある方はこちらを参考にどうぞ)
旅行代理店等でも予約はして頂けると思うのですが、公式ページからの
予約も、簡単に出来ますので、下記に紹介しておきます。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/269.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/270.gif)
NUMBER11 COLOMBO RESIDENCE の
TOUR
をクリックしツアー開始時刻をチェックしてください。
こんな感じ↓で1日4回の見学ツアーがあるようです。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/271.gif)
メールで予約する事が出来ます。
英語でも通じると思うので、スリランカにもう着いているぞ、
という方は電話で。
そうで無い方は、メールでの予約が一番簡単。
メールアドレスは↑ leopold@eureka.lk
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/272.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/273.gif)
(メールを送ってから次の日には確認メールを頂きました。)
見学ツアー開始時刻:10:00, 12:00, 14:00, 16:00
ツアー料金:Rs.1,000(2014年8月現在)
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