今日からGPFが始まるというのに
まったく関係ない話題ですみませ~ん
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「辻井さん」と呼ぶより
「辻井君」と呼びたくなる
親近感のある笑顔のお人
彼の演奏を聴きに行くのは3回目です。
今回はショパンとリスト。
ショパンは彼の得意なレパートリーですよね。
演目
ショパン
ノクターン第20番<遺作>
ノクターン第18番
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーゼ
ピアノ・ソナタ第2番<葬送>
リスト
エステ荘の噴水
ペトラルカのソネット第104番
愛の夢第3番
ラ・カンパネラ
イゾルデの愛の死
グノーの歌劇<ファウスト>からのワルツ
アンコール
ショパン ノクターン第8番
それでも生きていく(辻井伸行作曲)
座席は3列目の中央という
聴く以上によく見たい私には
たいへん嬉しい席
地方公演なのに満席でした~
ノクターンの最初の1音目で
なんて音色なんだろ・・・って
涙が溢れてきました。
なんだか優しくって癒されるような・・・・
泣いているのが恥ずかしいので
涙を拭かずに聴いていたら
顔がヒリヒリするくらい
涙が流れ落ちていました。
あ~~~私
こんなにも不安や心配事があったんだ~~
と初めて自覚するくらい
癒された感じでした。
その後は曲によっては
心地いいものだから
ちょっと眠くなることもありましたけどね(笑)
リストの『愛の夢』は
当然ながら脳内は真央ちゃんです。
最初はうっとりと聴いていたのですが
私にとっては真央ちゃんの
辛かった2年間が
思い出される曲となっていました。
そういえば2年前の
この時期のGPFの時に
真央ちゃんのお母様が亡くなられたんだ・・・
当時の真央ちゃんのことを考えだして
すっかり浸ってしまったまま
次の曲の『ラ・カンパネラ』を聴いていました。
曲が終わると
「ブラボー」の拍手喝采
隣の長女も
「鳥肌たった」と言ってるのに
私は脳内真央ちゃんモードのままだったので
かなり残念なことをしてしまいました。
ちゃんと堪能すればよかった~~~
それでも最後の
グノーのワルツの超絶技巧っぷりったら
あまりに凄くて
ワクワクしてしまった~
アンコールの2曲目は
辻井さんが話をしてくれました。
この曲は震災のあと
音楽家の自分として
何ができるか考えた時
音楽しかないと思って
作った曲だというお話でした。
「それでも、生きていく」
どこかで聴いたことありそうだけど
ちゃんと聴いたことのない曲
ドラマ主題歌だったんですね。
TV見ないから全然知らなかったわ~
素直でまっすぐなピュアな曲
最初から最後まで
涙が止まりませんでした。
周囲でも
鼻水をすすっている音がチラホラ。
辻井さんが今ほど売れる前。
多分7年くらい前に聴いたショパンは
もっと違う印象でした。
もう少しサラっとしていて
今ほどの深い情感はなかった気がします。
クラシックはよくわからないのですが
7年前の演奏はとても楽しかった。
でも今日の演奏は癒されました。
やっぱり音楽っていいな
辻井さんって
1曲終るごとに立ってお辞儀したり
観客のいない壁に向ってお辞儀したり・・・
ちょっと胸が痛くなる・・・。
でも人懐っこい笑顔がカワイイ
帰りにその地元では
有名なパン屋さんに寄って
夕飯にしました~
主人がいないから
娘と二人
おやつみたいな夕飯(笑)
これが評判通り
どれも美味しい~~~
4個も食べちゃった
あ∑(゚Д゚)
一番美味しそうなマロンデニッシュとか
フランボワーズデニッシュの写真がない
あとで撮ろうと思ってたのに
食べちゃった~~