災害への備え
みなさま こんにちは
まだまだ続く猛暑の日々
そして昨夜は関東地方でも地震があり、今まで以上に必要となった巨大地震への備え。。。
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターの院長は<ペット防災せたがやネットワーク>の顧問として活動しています。
◇ペット防災世田谷ネットワーク
◇災害時にペットを守るために
世田谷区の情報がメインとなっていますが、災害への備えについての情報がたくさんあります。
お住いの地域ではどのようなルールがあるのか、どこに避難ができるのか、また在宅避難などの参考になればと思い紹介いたします。
休診のおしらせ
8/13(火)から8/16(金) 終日休診とさせて頂きます
ご不便をお掛けし申し訳ございません。
救急の場合は TRVA夜間救急センターを御利用下さい。
日中も救急対応していただけます。
※必ず電話で問い合わせをしてから来院ください。
TEL:03-6809-7715
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
診療内容
糖尿病診療
内分泌病診療
一般診療
ワクチン・フィラリア、ノミマダニ予防等
栄養相談(ダイエット、手作りごはん)
体格診断
遠方にお住まいの方には糖尿病・内分泌病の遠隔診療(オンライン診療)を行っております。
アルマ動物病院でのアジソン病(副腎皮質機能低下症)診療
アルマ動物病院は”ALMA”(スペイン語で“心”)の通い合う病院をモットーとして2001年世田谷区中町での開院以来地域診療と糖尿病・内分泌病センターおよびハイドロセラー施設“CLUB ALMA”を併設した2次診療をおこなって参りました。そしてたくさん“うちの子”をご家族と見守らせて頂き、たくさんの思い出と貴重な経験を頂くことができました。
この経験をもとに2024年6月2次診療施設「アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター」を新たに開院いたしました。
■「アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター」のアジソン病(副腎皮質機能低下症)診療■
副腎皮質機能低下症(アジソン病) - アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター 東京 目黒区 遠隔診療 オンライン診療 (alma-ah.com)
当院は2次診療施設となりますので、かかりつけの先生からのご紹介が必須となります。
アジソン病(副腎皮質機能低下症)
犬の内分泌病としての発症率は低い疾患ですが、最近増加傾向にあります。
副腎皮質ホルモンのうち糖質コルチコイドのみが分泌不全となるのを非定型。
糖質及び鉱質コルチコイド双方が分泌不全となるものを定型といいます。
猫では非常に珍しい疾患となります。
■病因
副腎皮質が自己免疫により破壊される疾患で、若齢でも発症するという特徴があります。
■症状
定型、非定型ともに糖質コルチコイドの低下により、最初はストレスに対して反復した下痢、嘔吐、食欲低下、震えなどの症状が見られますが、必ず出るわけではなく、見過ごされることが多く、次第に頻度が多くなってきます。
さらに定型では鉱質コルチコイドの低下により、脱水や電解質のバランス異常から前述の症状を増悪させ、高尿素窒素血症をともなってアジソンクリーゼ(副腎クリーゼ)とよばれるショック症状を引き起こします。
■治療
通常フロリネフという内服薬による内科的治療が主体となりますが、この製剤が合わない症例が2〜3割いる(実際にはもっといると思われる)といわれ、症状が残っていたり、副作用が出てしまいます。
このため当院では定期的なピバル酸デソキシコルチコステロン(パーコーテンV®)の注射による治療を積極的に行っています。 この治療法はアジソン病の全症例に有効であり、良好なコントロールが可能となります。
◇診察の申込
診療の依頼 - アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター 東京 目黒区 遠隔診療 オンライン診療 (alma-ah.com)
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
診療内容
糖尿病診療
内分泌病診療
一般診療
ワクチン・フィラリア、ノミマダニ予防等
栄養相談(ダイエット、手作りごはん)
体格診断
遠方にお住まいの方には糖尿病・内分泌病の遠隔診療(オンライン診療)を行っております。
アルマ動物病院での糖尿病診療
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター 開院して2か月が経過しました。
アルマ動物病院は”ALMA”(スペイン語で“心”)の通い合う病院をモットーとして2001年世田谷区中町での開院以来地域診療と糖尿病・内分泌病センターおよびハイドロセラー施設“CLUB ALMA”を併設した2次診療をおこなって参りました。そしてたくさん“うちの子”をご家族と見守らせて頂き、たくさんの思い出と貴重な経験を頂くことができました。
この経験をもとに2024年6月2次診療施設「アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター」を新たに開院いたしました。
■「アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター」の糖尿病診療■
★当院は2次診療施設となりますので、かかりつけの先生からのご紹介が必須となります。
まず・・・糖尿病とは?
動物が生きていくためには、血糖値を一定に保つ必要があります。そのため動物には血糖値を調整するホルモンがいくつかありますが、そのほとんどは血糖値を上げるためのホルモンであり、血糖値を下げるホルモンはインスリンというホルモンしかありません。インスリンは膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌されますが、この分泌が低下して血糖値が持続的に上昇してしまう状態を糖尿病といいます。
人に関しては、血糖値を下げるためにいくつかの方法、薬剤がありますが、犬、猫については、現在のところ、分泌低下したインスリンを注射で補充してあげるほか方法がありません。
■糖尿病診療の実態
糖尿病の治療で使用するインスリン製剤はたくさんの種類があり、効果にも個体差があります。
さらに糖尿病にはたくさんの合併症があり、治療に影響を与えることがあり、これらのことを全て考慮して治療を行わなければなりません。
しかしながら、一般の動物病院の獣医師は、日常たくさんの病気を診療しなければならず、診療機会の少ない糖尿病(糖尿病は、犬、猫においても代表的な内分泌疾患であり、その数は増加傾向にあると言われますが、実際には、一般の動物病院における症例は平均して1〜5頭ほどと思われます。)に備えて勉強をするのは容易ではありません。
このため糖尿病の診療では“低血糖発作を起こさないように、血糖値を下げすぎてはいけない。” や、 ”合併症は出やすいもので仕方ない”という説明が多くなっているようです。
当院においては、豊富な経験と最新の知見をもとに、最適な食事療法を設定し、これにあわせたインスリン製剤を選択して投与量を調整することで正常血糖をめざします。そしていつもの日常生活を実現するとともに、合併症の発症を予防します。現在の糖尿病の治療に不安や不明な点がありましたら、是非ご来院ください。
◆対面診療
糖尿病には治療に影響を及ぼす合併症が多数存在するため、最適な治療のためには病態を把握することが不可欠です。このため診察は対面が基本となり、特に初診は”対面によるカウンセリング形式”となります。
対面診療による診察 - アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター 東京 目黒区 遠隔診療 オンライン診療 (alma-ah.com)
◆遠隔診療による診察
遠方にお住まいで御来院が困難な方に限り遠隔診療を行います。初回は”WEB形式によるかかりつけの先生にもご参加頂いてのカウンセリング”となります。
※遠隔診療は制約が多くなりますので、できるだけご来院頂いて対面診療をお受けくださいますよう、お勧めいたします。
遠隔地のため来院不可能な糖尿病症例の飼い主様から、たびたび診療の依頼をいただきます。遠隔診療では五感を使用した診察が大きく制限されることによる診断精度の低下、病態の把握に時間を要する等の診療実務上の懸念、さらには、獣医師法及び「愛玩動物における遠隔診療の適切な実施に関する指針」を踏まえた適正な診療行為実施の観点から、当院ではV to V(獣医師対獣医師)形式にて遠隔診療をご提供することにいたしました。
V to V(獣医師対獣医師)形式とは、当院とかかりつけの先生との間でコンサルティング契約を結ばせていただき、かかりつけの先生へのアドバイスを通じて、血糖コントロールの良化等,糖尿病の症状改善を目指していくものです。
具体的には、まず、当院とかかりつけの先生の病院をZoomでつなぎ、かかりつけの先生と飼い主様にご出席いただいた上で、初回の三者カウンセリングを実施し、病態の把握と、治療方針に関するアドバイスをいたします。その後も症例の状態を継続的に直接把握しておられるかかりつけの先生と情報共有しつつ、かかりつけの先生に対して糖尿病治療に関するアドバイスをいたします。かかりつけの先生には、このアドバイスをもとに対面診療を行っていただきます。これにより血糖コントロールの良化とQOLの改善を目指してまいります。
この主旨をご理解いただいた上で、ご利用くださいますよう、お願いいたします。
遠隔診療による診察 - アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター 東京 目黒区 遠隔診療 オンライン診療 (alma-ah.com)
現在の糖尿病治療にご不安や不明な点をお持ちでしたら是非一度ご相談ください。
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
診療内容
糖尿病診療
内分泌病診療
一般診療
ワクチン・フィラリア、ノミマダニ予防等
栄養相談(ダイエット、手作りごはん)
体格診断
遠方にお住まいの方には糖尿病・内分泌病の遠隔診療(オンライン診療)を行っております。
詳しくは当院ホームページをご覧ください
東京都目黒区中目黒4-4-2-102
開院2か月がたちました
みなさま こんにちは
8月になりました
まだまだ猛暑日は続きますので くれぐれも熱中症にお気を付けください。
6月1日に開院し、8月1日で2か月がたちました。
“ALMA”はスペイン語で“心”
心の通った診療を目指しています
アルマ動物病院は”ALMA”(スペイン語で“心”)の通い合う病院をモットーとして2001年の開院以来地域診療と糖尿病・内分泌病センターおよびハイドロセラー施設“CLUB ALMA”を併設した2次診療をおこなって参りました。
そしてたくさん“うちの子”をご家族と見守らせて頂き、たくさんの思い出と貴重な経験を頂くことができました。
この経験をもとに2024年6月2次診療施設「アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター」を新たに開院いたしました。
これまで糖尿病をはじめクッシング症候群、アジソン病、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症などたくさんの内分泌疾患症例を診療して参りました。
特に糖尿病はライフワークとして大学院時代から今日までたくさん多数の症例を診療し、多くの経験を集積して参りました。
「アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター」は”ALMA”の精神を忘れずに、糖尿病をはじめとする内分泌病の専門分野に注力し、常に最新の知見を取り入れて、最良の診療をおこなえるよう精進して参ります。
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターをよろしくお願いいたします
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
診療内容
糖尿病診療
内分泌病診療
一般診療
ワクチン・フィラリア、ノミマダニ予防等
栄養相談(ダイエット、手作りごはん)
体格診断
遠方にお住まいの方には糖尿病・内分泌病の遠隔診療(オンライン診療)を行っております。
詳しくは当院ホームページをご覧ください
東京都目黒区中目黒4-4-2-102
残量確認をお願いします
みなさま こんにちは
週間天気予報が赤くメラメラしたマーク並び、
35℃超えの毎日ですがお変わりなくお過ごしでしょうか。
くれぐれも熱中症にお気を付けください。
8/13(火)から8/16(金) 終日休診とさせて頂きます
ご不便をお掛けし申し訳ございません。
救急の場合は TRVA夜間救急センターを御利用下さい。
日中も救急対応していただけます。
※必ず電話で問い合わせをしてから来院ください。
TEL:03-6809-7715
お願い
お盆休み中(前後を含め)はお薬・フード等の流通が止まりますので
残量の確認・注文はお早めにお願いいたします。
ダスキンさんにロゴ入りマットを作って頂きました
スタッフこまりが 細かくチェックしました
ココもOK
ココもOK
モフモフで踏み心地もOK
とても良い感じです
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
診療内容
糖尿病診療
内分泌病診療
一般診療
ワクチン・フィラリア、ノミマダニ予防等
栄養相談(ダイエット、手作りごはん)
体格診断
遠方にお住まいの方には糖尿病・内分泌病の遠隔診療(オンライン診療)を行っております。
詳しくは当院ホームページをご覧ください
東京都目黒区中目黒4-4-2-102
検査機器の紹介ー眼検査-
みなさま こんにちは
今日も朝早くから”暑い”日が始まりました
毎日出勤してるこまりです
頑張りすぎて!?・・・・
終業時間 19時には お先に
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター 眼診察検査機器の紹介です
■スリットランプ
興和社製 SL-19
眼の表面からレンズ(水晶体)を観察するときに使用します。
■眼圧計
フクダME社製 TONOVET PLUS
眼圧測定に使用します。
眼に違和感がありましたら 早めの受診をお勧めします
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
診療内容
糖尿病診療
内分泌病診療
一般診療
ワクチン・フィラリア、ノミマダニ予防等
栄養相談(ダイエット、手作りごはん)
体格診断
遠方にお住まいの方には糖尿病・内分泌病の遠隔診療(オンライン診療)を行っております。
詳しくは当院ホームページをご覧ください
東京都目黒区中目黒4-4-2-102
病院内紹介
みなさま こんにちは
『暑い・・・』という言葉しかでない毎日ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
くれぐれも熱中症にお気を付けください
トリミングに行ってきたスタッフしょうたです
一年中サマーカットのため 幼く見えるようでパピーに間違えられることが多いです
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター 病院紹介
◆犬猫舎
小型~中型犬猫なら 4頭まで、下の段は拡張ができるため 大型犬も入れます
ICU設備
◆動物用ICU装置
Dear M11 フクダME社製
ケージ内の温度・湿度・酸素濃度を24時間管理します。
肺水腫、肺炎などの集中管理に使用します
◆生体情報モニター
AM140Type21 フクダME社製
心電図・酸素飽和度・血圧などの生体情報をモニターする装置です。集中管理時に使用します。
◆人工呼吸器
Composβ-EA メトラン社製
エマージェンシー時の呼吸管理に使用します
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
診療内容
糖尿病診療
内分泌病診療
一般診療
ワクチン・フィラリア、ノミマダニ予防等
栄養相談(ダイエット、手作りごはん)
体格診断
遠方にお住まいの方には糖尿病・内分泌病の遠隔診療(オンライン診療)を行っております。
詳しくは当院ホームページをご覧ください
東京都目黒区中目黒4-4-2-102
検査機器の紹介‐循環器‐
みなさま こんにちは
連日 30度を大幅に超える暑すぎる日が続いております
水分補給・温度調整をし 熱中症にお気を付けください
スタッフ犬のこまりです。
ポメラニアンの女の子 5歳です。
新病院では出勤率が高く 最近は皆勤賞です
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターでは、糖尿病、内分泌病の専門治療はもちろん!一般診察、健康診断、予防(ワクチン、フィラリア&ノミマダニ予防)、食事や運動相談もお受けしています。
世田谷区中町時のアルマ動物病院の2/3程の広さとコンパクトになった中目黒の新病院ですが 検査機器はたくさん詰まっています。
循環器診療として、最新の超音波検査機器、心電図、レントゲンを導入しました。
超音波検査機器:GE社 Vivid S60N
心臓検査専用機でありながら なんと腹部検査にも十分な性能の最新鋭機
更にカスタマイズされ 何台も超音波検査機器を使用してきた院長もお気に入りのエコーです
レントゲン:フクダME社 デジタルレントゲン FXRD
最新の高解像度レントゲンです。新しい検査機器は性能がどんどんアップし画像がとても綺麗にうつります。
血圧計:フクダME社Alicia BP200D
以前長年使用していた血圧計よりかなりコンパクトになりました。
デザインも可愛く カフにはのイラストが描かれています
当院では 超音波検査 血圧計測 レントゲン検査 血液検査等で診断を行い 最適な薬物の選択と治療の評価を行います。また大学と常に連携して新しい検査法と治療法を導入し定期的にディスカッションを行っております。
スタッフ犬まりもも治療中の心不全
定期的に検査を行い薬の種類・量など確認をしています。
心臓の検査は が落ち着て検査ができるよう静かな空間で行うため完全予約制となります。
オンライン予約のほか 電話での予約もお受けしております。
提携駐車場のご案内
みなさま こんにちは
梅雨明け発表後から 連日 暑すぎる日がつづいております
くれぐれも熱中症にお気を付けください。
現在 アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターには専用駐車場のご用意はございません。
近隣のコインパーキングをご利用くださいますようお願いいたします。
なお【タイムズ目黒2丁目】エリアと提携を致しましたので、サービスチケット(20分相当)をお渡しいたします。
駐車証明書をご提示ください
中目黒駅(目黒区)周辺の時間貸駐車場 |タイムズ駐車場検索 (times-info.net) で空満車情報が確認できます。
【目黒2丁目】エリアは 目黒警察署近くになります
↑
タイムズ目黒2丁目 アレンダール
↑
タイムズ目黒2丁目第4
↑
タイムズ目黒2丁目5
↑
タイムズ目黒2丁目3
クッシング症候群と診断されたワンちゃんへ 1.
連休最終日となりますが、皆様、ワンちゃんネコちゃんいかがお過ごしでしょうか。
今日からワンちゃんのクッシング症候群について何回かでお話します。
この頃ご存じの方が増えてきたクッシング症候群という病気。
副腎皮質機能亢進症ともいわれ、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。
そもそも副腎皮質ホルモンてどんなホルモンでしょう。
いわゆるステロイドホルモン(剤)といわれ、抗炎症作用から炎症を鎮める塗り薬に入っています。
このほかにも免疫抑制作用などいろいろな作用がありますが、もっとも重要な作用に抗ストレス作用があります。
つまり、精神的、肉体的なストレスを中和する作用となります。
私はこの病気を現代病として捉えていますが、最近増えてきています。
なぜ増加しているのでしょう。
昔のワンちゃんはほとんどが、軒先で飼われていました。
そして、家族との関わりは家人の出入り、散歩、食事などに限られ、感情の起伏はほとんどありませんでした。
最近のワンちゃんはどうでしょう。
ほとんどは家の中で家族と一緒に暮らし、家族とともに喜怒哀楽を享受しています。悲しいこと、つらいことは勿論ですが、実は嬉しいこと、楽しいこともストレスとなります。
つまり、感情の起伏が強いこの環境はとてもストレスフルで、身体は副腎皮質ホルモンを必要とし、分泌がどんどん増加していくことになります。
人の副腎はとても強い臓器で、クッシング症候群をはじめとする副腎疾患は特定疾患となっている程発症は少ないのです。
しかし、犬は人ほど強くないのでこの状況がクッシング症候群を誘起してしまいます。
このように犬のクッシング症候群は増加していますが、もう1つの特徴として、明確な症状の認められないのに診断されるケースが増えていることです。
次回はこの診断についてお話したいと思います。