サントリービール工場見学ー原料と仕込み釜 | ZERO.blog

サントリービール工場見学ー原料と仕込み釜

7月にキリンのビール工場に行きましたが、今回はサントリーのビール工場に工場見学に行ってきました。狙いは勿論、プレミアムモルツです。

こちらの建物でビールが製造されています。やはり大きい工場ですね。
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まずプレミアムモルツの原料は厳選された水、麦芽、ホップを使っている事の説明を受けます。こちらは使われている原料の一つ、ホップとそのペレット。実際の製造では途中でペレットのホップを入れて爽やかな香りを抽出するようです。この段階ではクセの強い奇妙な香りなのですが、確かにビールの香りの片鱗を感じる事が出来ます。
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こちらは麦芽。そのまま食べても香ばしくて、少量なら美味しく頂けそうです。
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これが製造工程概略。原料を混ぜて濾過して煮沸して、いくつかの工程を経て行きます。
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こちらの部屋には大きな釜がいくつも並んでいます。こちらの釜のある部屋は入った途端、原料の匂いと高い湿度に気づきます。釜にはそれぞれに役割があり、中の構造も羽があったり無かったり、そこもメッシュに成っていたりで、それぞれ違っていました。ざっと見たとこ、水なら5t前後は入るサイズの釜だったと思います。
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こちらは煮沸釜。中央に滝の様に流れているのが煮沸したビールの原液です。すごい勢いで流れていました。部屋の熱気と湿度の原因は、この煮沸釜だったのですね。キリンもサントリーも、釜のサイズはほぼ同じのようです。生産効率と品質を両立する、丁度良い釜のサイズと言うのがあるのでしょうね。
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次以降の工程は次回に続きます。

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