らーめん福たけ@千葉桜木 メガ豚煮干しらーめん | ZERO.blog

らーめん福たけ@千葉桜木 メガ豚煮干しらーめん


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51号線沿いにあるこのお店、2002年頃、火事で半焼だった記憶があります。その後確か半年ほどで復活し、その時も再開したお店を見て素通り。その後もたぶん百何十回と通りかかってはいるのですが、いつも素通りでした。


今回、一念発起して(?)訪問。


メニューは醤油、味噌、つけ麺とあって、ラーメンはなりたけ出身らしく背脂の量が選べたりします。なりたけ好きの私、当然醤油を選んだ、、、のではありません。今回は別にお目当てがあったのです。それが「メガ豚煮干しらーめん」。


私は無類の背脂好きでありますが、濃厚魚介大好き人間でもあります。しかも「メガ」がつく「豚」と「魚介」。これは一度試さなければなりません。


19時台という時間帯柄か、数名の客が来店中で、それでも入れ替わりつつ常に数名の客が食べている状態。オーダーし、しばし待ちラーメン到着。


見た印象的なのが麺。平打ちでなく四角に近い太麺。そしてスープから香ってくるのは豊かな魚介の香り。それはじきに漂うどころか襲ってくるが如く。そのスープを口に含むと、それはもう爆発するほどの濃厚な旨味が襲ってきます。これはまさに「メガ豚」、いや、「メガトン」級の濃厚さ。


それに合わせられる太麺がまた個性的。もちろんただ太くて硬いだけというわけではなく、濃厚なスープをしっかり受け止める強さがあります。これだけ濃厚なスープだから、普通の麺では受け止めきれないはずですが、この麺はスープを引き立て麺も生きている。ナイスチョイスだと思います。


チャーシューや上に乗っている青野菜も柚子も、普通のラーメンに乗っていればそれなりきの存在感を示すのだろうが、この強烈なスープと麺の組み合わせの前ではすべてかすんでしまいます。


世に豚骨魚介ラーメンが溢れ、同じようなアプローチ、同じような味わい、同じような麺との組み合わせが多い中で、これほどの個性を発揮しているのは特筆ものです。


余談ですが、会計をするときに伝票をチラリとみたら、こう書いてありました。


「ガメラ 1」


メガのラーメンだから「ガメラ」でしょうかね。しかしある意味、怪獣と呼ぶにふさわしいといえる強烈な一杯です。次はゴジラと銘打つにふさわしい一杯を期待したいです。