ガレキ自慢 ゼネラルプロダクツ 製 ポリススピナー
ゼネラルプロダクツ 製 ポリススピナーである。
なんとソフビ製のスピナー。
ブレードランナー・パートナーシップの版権表示あり。
日本の代理店の表示はない。
ヤフオクで落札。
箱・部品・デカール・説明書すべてそろった完品ということであった。
(ただし中のビニール袋はオリジナルではないようだ)
このキット、1/24スケール ディスプレイモデルとしても、
タムテック「ポルシェ962C」用のボディとしても組み立て可能なのだ。
(ただ、タムテックで走行させるにしても、このスピナー、飛行形態のままなんだけどね(笑)。)
おもしろキットだ。
ただ、その分スケールモデルのような精緻なものを目指したものではなくなっている。
素材がソフビということもあるし・・・。
たとえば外箱の写真ではウィンドウが透明で内部の操縦席が見えるようになっているが、実際は透明ではなく、
黒で塗りつぶすようになっている。
ゼネプロといえば現在のガイナックスにつながるメーカーだが、
現在のガイナックスからはちょっと想像できない、アマチュアっぽさ全開の、
なんともおもしろい会社であった。
一味違うSFアイテムでマニアにすごく受けていたのをおぼえている。
ちなみに海外SFアイテムの輸入もしていた(例:ブレランのアポロキャップ)。
このキットも、スピナーに対して一味違うアプローチであるが、TVC-15の山本さんによれば、
ゼネプロは先にスケールモデルとしてアプローチしたスピナーもリリースしたことがあるそうだ。
(ひょっとしてこのソフビスピナーの箱の写真に使用してあるウィンドウ透明のブツがそれかも?)
時期的にはTVC-15が先日紹介したキットをリリースしたのとほぼ同時期であり、すでに先に版権を取得していたTVCに、ゼネプロより版権を譲って欲しいとの要望があり、それは実現したという。
私はそれを持っていないので、聞いた話だが、かなりの難キットだったらしい(先日紹介したTVCのキット以上の難物だとか)。
今回のソフビスピナーはそれより時期的にちょっと後のリリースのようだ。
(余談だが、外箱にスピナーエンブレムがデザインされているが、SPINNERの、I と N が中途半端なところで途切れている。実際はもっと下まで伸びている)