香田証生さん殺害された。

私の周りでは、こんな声を聞きます。

「どうせ日本に帰ってきてもブーイングやし殺されてよかったんちゃう?」
「アホやな。あいつ」
「考え方が若いわ」

香田さんと私は同い年。

なぜか直感的に私はこう思う。
香田さんはそれなりの覚悟の上にイラクに行ったんじゃないか。
まさか本当に殺されると思ってなくても人質にされた時の事を考えていたのではないのか。
そう思う。

殺されて当然とか、日本に迷惑をかけたとか、そんな事は人の命に代えられるものではないと思う。

私は小泉首相を嫌いではない。
自分の意志で突き進む人は、見てて嫌いになれない。
ましてや誰も背負えない日本国を背負って、大きな決断をしてくれている。

「自衛隊は撤退しない」

この言葉を聞いた時、落胆した。
国として当たり前のことかもしれない。
しかしやっぱり何とかしてほしかった。
それが正直な私の気持ち。

この世に人の命より大切なものはあるのでしょうか。
永遠の疑問です。