今年の「リクアワ」から見えたAKBの真髄 ~楽しませるためには楽しむ以外に術はない~ | 「365日の言の葉」

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【5日間にも及んだリクアワを、短く総括してみました。かなり遅くなったのは、楽曲についての解説なども書こうかと思い倦ねてしまい、結果明日にしようかと思ったからなんです。ということで、また明日はリクアワについてを書こうと思います】




怒濤のような5日間が過ぎた。AKB48の楽曲の人気投票結果を、ランキングで発表するリクエストアワーが終演を迎え、2日が経った。全1035曲の中からトップ200曲を5日間7公演で披露するという、まるでフルマラソンを駆け抜けるような長いイベントだった。それにつれ、そのセットリストを内容にしたブログを掲載した自分も、その5日間を順に追っていくことにした。当然ながら、主役となるメンバーは早着替えもあったりと、人気メンバーは矢継ぎ早に出演し披露する日もざらに何曲かあることもあった。特に、HKT48とAKB48を兼任する「さっしー」こと指原 莉乃さんや他の兼任メンバーは、グループ毎によって曲により振り付けを覚えているのは当然のごとく出来ていて、いわゆる「プロ」という言葉が適切だろう。しかし、出来て当然と言いくるめればそれが"アイドル魂"の一つだ。



ニッカン芸能モバイルには、そのさっしーと記者のやり取りが掲載されていた。滅多に披露しない曲も数曲ランクインしているにも関わらず、ステージに立てばそつなくこなしている。さっしー本人に記者が「どうやって覚えているの?」と聞いてみたら、「たった1日のリハーサルでも、なんとか思い出せるもんなんです」と話していたという。いくら1度覚えている曲だからとはいえ、体に染み付いた振り付けを思い出せるのは凄いの一言に尽きる。こういう下地がどんなに忙しいメンバーでもある、そういったところがこの「リクアワ」を通じて再確認されたと、同記者によって書かれていた。



また、メンバーたちがコンサートを心から楽しんでいる姿が印象的だったとも、同サイトには書いてあった。今の若いメンバーたちは、グループが国民的人気へと成功を収めてきている中に入ってきており、憧れて入ってきたメンバーたちが多いだろう。かつては、女優志望でAKB48をその夢へのステップと考えていた「あっちゃん」こと前田 敦子さんや、「ゆうこちゃん」こと大島 優子さんのようなタイプが主勢力だった。今の子たちはAKB48に入ってトップアイドルになることや、AKB48の活動をすることが夢だという子も多く、だからこそいくら大変なイベントでも出演できること自体が嬉しい、大好きなAKB48の楽曲を歌えることが嬉しいというわけである。だから、御座なりや無気力でコンサートをする子なんているはずがない。何よりメンバーが、心から楽しみややりがいを感じているコンサートなので、見る側も楽しいと思えるわけです。