12月も、もう半分過ぎ。
2016年も残すところ、後2週間。
早いものです。
私は、16日17日と山梨へ行ってきました。
友人に会いに。
12月4日の日曜日。
久し振りに後輩から電話がかかってきました。
友人の妹（後輩と仲良し）と一緒にいて、今ご飯食べてるんで
また後で改めて電話するけど、良いか？という内容でした。
しばらくすると、後輩の携帯番号ではない番号から電話。
友人の妹さんからで
どうにも、姉（友人）の容態が12月に入ってからあまり良くなくて…
という内容でした。
お医者さんからも、もう延命治療はやめて、終末期医療に切り替えないか？
的な事を言われていて、家族で悩んでいる時だったみたいで。
（本人には勿論告知できていない状態）
お医者さんも、もう年内いっぱいはもたないだろうと。
何も知らないまま、突然何かあった時、私に後悔させてしまう！と思い
連絡をしてきてくれたようです。
もし可能なら会いにきてやってくれないか？と。
お医者さんも、会わせたい人がいるのなら、今の内に会わせてあげて欲しい
と、言っていると。
この時点ではまだ、終末期医療に移行するのを迷っていたようです。
妹さんから連絡を貰った次の日の5日。
相も変わらずくだらない内容のLINEを送り。
既読が中々付かなくて、ドキドキしつつ。
翌朝既読が付いて、ほっとしていたところに
友人からLINE電話がきて、少し話をしました。
さり気なくさり気なく
お前（友人）に会いに態々来たんじゃないからね！！
感を出さないように、ついでに会いにきてやったんだからねっ！！
的ツンデレ風味で会いに来てやって欲しいと言われていたので
用事が出来て山梨に行く事になったので、時間もあるので
病院に顔を出すね！と話したら、物凄く喜んでくれまして。
私が会いに行くまで、体調整えて待ってるから！
と、言ってくれました。
7日に緩和病棟に移るとも。
静かで良い場所だから、治療に専念できるんだ！って
物凄く喜んでいました。
病室に泊まっていっても良いよ！と言われたけど
さすがにそれは友人に気を遣わせてしまうし…と、断りましたけどね。
私も会えるのを楽しみにしていました。
お見舞いに何を持っていこう？と、悩んだり。
けれど、13日の火曜日の昼頃に後輩から電話があり
13日の午前に息を引き取ったと。
夕方頃今度は妹さんから電話があって
夜中に病室へ行った時、いつも起きてるのに寝ていて
少し息が荒かったので、看護師さんに様子を見ていて欲しいとお願いし
家に帰って休んでいたら、病院から電話があって危篤であると
急いで病院へ行き、弟や実家に電話して急いで来て貰って
何とか家族全員で友人を看取る事ができたそうです。
最期は本当、苦しむ事無く眠るように穏やかに息を引き取ったと。
何か、それだけが救いというか。
良かった…わけではないけど、でも良かったと思いました。
42年と2ヶ月と14日。
お疲れ様だったね。
友達になってくれて、ありがとう。
という、感謝の気持ちと共に
何もしてあげられなくて申し訳ないという気持ちでいっぱいになる。
告別式も16日に無事に終わり、何だかとても小さくなっちゃいました。
いえ、元々細かったけどさ。
16日は、友人のご家族と後輩と、沢山思い出話をしました。
最後の最後まで人の事を気にして、気遣って
ばっかだよねー！もっとわがまま言えば良かったのに！と
妹さんがいつもの調子（ハッキリ言う子）で言っていました。
私から貰った（誕生日に贈った）もこもこベストを
大事な人からもらったんだ！と、看護師さんみんなに自慢してたと
妹さんと弟さんから聞きました。
嬉しかったけど
やっぱり生きていてくれる方がずっとずっと嬉しいよ。
何か奇跡でもおこらないかな？と思ったけど、無理でした。
私にとって、唯一無二の親友です。
何だか心にぽっかりと穴があいたみたいな？
目を閉じると、もう二度と会えないんだ？話ができないんだ？
と、一気に悲しみがこみ上げてきます。
でも、いつかまた会えるよね。
そう信じてる。
後輩は、今回も元気付け要員で、友人の家族を和ませてた。
うちの娘の時もお世話になったんです。
面倒見が良いというか。
本当、感謝です。
いつまでも忘れないでいる事が、最大の供養だと思っているので
「うるさいし、うざい！」
と、天国で友人が怒らない程度には話しかけたりしようと思います。
山梨はとても良いお天気でしたよ。
富士山も綺麗だった。
それに比べ…orz
事故で強制的に高速をおろされ
雪深い一般道を走り、再び高速に乗り…
でも、タイヤチェックしてくれる方達がいるので
事故も最小限で済んでいるんだろうかな…と、思う。
寒い中、本当にありがとうございます。
無事に行き来でき、友人にお別れを言えました。
ほっとしたのか、昨日は久し振りによく眠れました（疲れていたし）
でも、眩暈が治まらない…寝不足かな…（どれだけ寝たら気が済むんだ？）
いや、やはり年か…寄る年波には勝てないらしい。
*Sakuya*