手術まで流れと当日の感想
私の場合、約14年ハードコンタクトを使用していました。眼が悪すぎてソフトや使い捨てでは視力が矯正できないから、風が強くて眼にゴミが入った時なんかは痛くて涙物でした。
レーシックの手術を受ける場合、ソフトや使い捨ての方は1~2週間コンタクト装着を中止しなくてはなりません。 ハードの場合は3~4週間コンタクトを装着できず、10月8日から眼鏡オンリーで生活してました。
手術前の最終検査の結果、レーシック手術自体はできるとのこと。ただし私の場合、裸眼で0.02のうえ、強度の近視に乱視まで入ってたので、手術しても1.0が見えるかどうか。成功する確率は78%だと先生に言われました。 裸眼で0.3~0.08ぐらい人だと、90%以上の確立で1.0~1.5までに、さらに2.0になる人も結構いるみたいです。
私の場合はこの手術を受けるために約3週間ちょっとコンタクト制限も守ったし、手術をして欲しいという気持ちが強かったので、躊躇せず先生にお願いしました。
手術1週間前から目薬の点眼が始まりますが、3種類それぞれ5分以上時間を空けなくてはならず、3~5時間ごとに点眼だったから結構面倒臭かった。でも時間をメモしながらきちんとやりました。
11月2日、手術は午前11時から始まりました。
服装はそのままで、白衣を上から着せられ、キャップをつけました。
さあいよいよ手術台に座ります。
まずは麻酔を目薬のように点眼します。 手術は2段階あって、
まぶたを固定し、角膜にレーザーをあてて表の層のフラップを作成し剥がします。
まぶたを固定する機械が眼球に触れてるので、違和感はありましたが痛くはなかったです。
時間にして両目で10分以内、早かったです。
角膜のフラップが剥がれているので、視界は白くボヤけてよく見えません。
別のイスまで看護婦さんが誘導し、10~15分ぐらい休憩します。 ただしこの休憩がとても長く感じました。視力は見えないし不安いっぱいです。
今度は隣の手術台に座らされ、作成したフラップを開いて、角膜実質層にレーザーをあて矯正します。
別の言い方をすれば、レーザーで角度をつけながら角膜を削る感じかな。
これも麻酔が効いてるから痛くはないんだが、視力は見えてるから、レーザーがあったてる時は赤と緑の線香花火が見えました。少しだけ恐怖感を覚え、身体に力が入ってしまいました。
レーザー照射が終わると、目に液体を流し洗眼を始めました。この時点で視力が矯正されているので、透明の液が目の上を流れているのがよく見え、不思議な感じでした。
角膜矯正手術も両目で10分ぐらいで終わりました。
手術直後は、暗目にしてある休憩室のリクライニングソファで休憩しました。20~30分ぐらいで休憩も終わりになり、若干見えずらさはありましたが、裸眼でも見えてちょっとビックリ!
痛み止めの薬やまた目薬3種類、保護用の眼鏡をもらって帰宅しました。
一人で電車で帰るのは厳しいと思います。途中、麻酔が切れた時、目を開くのが辛くなります。
親父に病院まで車で迎えにきてもらいました。約1時間の車移動でしたが、それでも車の中で目を開けてるのがちょっと辛かったです。
自宅に帰って、目薬をして寝たら大丈夫でした。翌日起きた時には視界がよく見えて感動しました。
手術翌日の再診で視力は左右とも1.2、両目の場合1.5の視力が見え、術前の予想を覆す結果が出て本当に嬉しかった。
先生の診察も問題なく、白目がまだだいぶ赤いが2~3週間で消えるとのことでした。
眼がよくなるって素晴らしいことだと思います。
人生の中で占めるかなり重要な面倒臭さがクリアになるなんて、
眼に魔法をかけられたみたいです。
以上でレーシックの体験談は終わりにします。
長い文章にお付き合い頂きましてありがとうございました。
次回からは、旅日記や趣味のことについて書いていきます。