アネモネです。
慶應通信
日本史特殊 レポート 2単位
✏レポート課題(うろ覚えですがこんな感じ)✏
《地域の潜伏キリシタンをひとつ取り上げ、それについて論ぜよ》
( ・ω・)( ・ω・)( ・ω・)
………………。
潜伏キリシタンてさあ。
潜伏してるから見つけられないんじゃ………(笑)。
……ということを言っちゃいけないのだけはわかった。
なんとしてでも見つけ出さないと‼
そして今回も、潜伏キリシタンが潜伏していたところに歴史捜査しに行きたい❗
しかし、隠れキリシタンって、
中国地方とか九州地方にはいそうだけど、
どんなところにいるんだろう。。。
私「東京辺りに潜伏してるキリシタンいないかなー。
こういう時はネットで検索🎵」
ネット検索🔍《東京 隠れキリシタン 住みか》
( ・д・)( ・д・)( ・д・)
検索結果🔍《隠れキリシタン達は東京目黒に……》
め、目黒~!?
そんな江戸城から近いところに!?
何で潜伏できたの?
次の休みの日、
私は目黒の大鳥神社界隈に行ってみた。
ここには、キリシタン灯籠というものがある。
灯籠にお地蔵さんを彫り、それをマリア像の代わりに拝んでいたという。
私「………うーん。今度ばかりは、現地に来ても潜伏キリシタンの実態はよくわからないなあ。
目黒にキリシタンのパトロンとかいたのかなあ。とりあえず灯籠に拝んでおこう。
あとで傍の目黒二郎でラーメンでも…(なんちゃって(笑))。」
「アーメン? アーメンといいましたか⁉
…………………もし、そこの者ももしかして⁉」
私「誰? 誰?誰? 声が小さい。。。て言うかラーメン……(笑)」
匿名希望「なぜここに我々が潜伏しているか聞きたいのですか?」
私「そうそう❗そうなんです‼ (もう少し声大きくならないかなー)」
匿名希望「(笑)すみません。つい声を潜める癖がついてしまってまして。
それはですね。ここが飛び地だからです。」
私「飛び地?」
匿名希望「目黒は江戸ではありませんが、江戸の奉行所の管轄なのです。」
私「奉行所の管轄地にキリシタンが潜伏していたらヤバい(昭和の意味で)じゃないですか⁉」
匿名希望「いや、目黒はヤバくはない(江戸の意味で)ですよ。
(←江戸時代の《ヤバい》は「矢場い=矢が飛んで来るから危険」という意味)」
なんだか、匿名希望(キリシタン)の人がどっかから次々に出現してきたな~。
匿名希望「飛び地だから目が行き届かないのですよ。
これが他の村なら、すぐに領主の検閲が入ってしまう。」
私「確かに。本社からすごーく離れた県にある支店は、本社の目が行き届きにくいのと似てるか(笑)。」
匿名希望「私たちは目黒不動で生業を立てていました。」
匿名希望「縁日の屋台等をしていました」
匿名希望さん(潜伏キリシタン)達の理由はこうだった。
普通の農村に潜伏すると、
近所の農民に怪しまれる。
今でも田舎などは、
地域の住民の素性はなんとなく知っているもんなあ。
私「そうか、農村だとよそ者が浮いてしまうのか。」
匿名希望「目黒不動は、いいんですよ~。
誰も見てないんですよ~🎵」
目黒不動には遠方から沢山参拝客が来る。
賑わってはいるが、住んでいる人も参拝客に、
また参拝客同士も関心はない。
縁日の屋台で人はお土産を買うが、
そこの屋台のお兄さんがキリシタンかどうかなんて誰も気にしていない。
匿名希望一同「その通り‼なかなか良いところだろう⁉」
長崎や天草地方だけではなく、
東京にもキリシタン達はいた。
調べていくと、東京の潜伏キリシタンがぽつんぽつんと浮かび上がり、
あぶり出した地図のように別の江戸の顔を見せた。
日本史特殊 レポート B(合格)
私「歴史捜査、ハマるかも。ヤバい~‼(平成の意味で)」
匿名希望一同「矢場に歴史捜査に行くのか?それはヤバイな。(江戸の意味で)」