■収益向上:相続税の改正があるようです!
こんにちは。
アルボレートです。
相続税の改正が行われるようです。
相続税法が改正され、平成23年4月1日から施行されます。
これまでは、基礎控除が現行の5000万円+法定相続人数×1000万円でした。
夫婦2人、子供2人の家庭があり、父親がなくなったと仮定します。
そうすると、法定相続人が、母親と子供2人の3名ですから、改正前は基礎控除額が8000万円となります。
要は、8000万円未満の相続であれば、申告もする必要が無く、相続税を払う必要もありません。
しかし、今回の相続税改正により、基礎控除の計算式が変更になります。
5000万円 → 3000万円
1000万円 → 600万円となります。
つまり、相続税法改正後の計算式は3000万円+法定相続人数×600万円となります。
先程の事例であれば、基礎控除額が4800万円となります。
相続の額が4800万円を超えれば、相続税の申告が必要となり、相続税を支払う必要が出てきます。
基礎控除の金額だけを聞いていると、5000万円近くの相続には税金を支払うのは当然だという気がします。
ただ、この基礎控除、東京都内に昔から住んでいる人、特に23区や横浜市などの政令指定都市に土地を所有している人、ちょっと大きめのマンションに住んでいる方、サラリーマン大家さんには結構なダメージになりそうです。
少なくとも、アルボレートが死ぬと、妻と子供2人が相続人となり、間違いなく課税対象となります。これまでは、税対策と言えば所得税したが、今後は相続税までしっかり考えないとばかを見そうです。
とはいえ、まだ少し時間はあるとは思っています。
では、また。(=⌒▽⌒=)