07/14 カミーノ歩き旅 5日目その3
11世紀に天から降り注ぐ、流れ星に導かれ
羊飼いがマリア像を発見したという場所に発展してきた
エステージャの町、なんでもカステージャ語で
「星」の意味らしい
そんな町に到着し
まずは街をブラブラ
到着したのが丁度シエスタの時間帯であったため
人影まばらな町をウロウロ
飯を食べようにも・・カフェ、バールでも
軽食しかなく・・・
結局スーパーで買出ししてパンとかを齧る
同じ店でも食事のとれる時間、とれない時間があり
どうにも戸惑う
しばらくプラプラして
今日はニッキー&トーマスと共にキャンプを
することに
なんせ・・・「星」の町ですからね!
アルベルゲ(巡礼宿)に泊まってしまうと
22時消灯はいいんだけど・・・問題はこの時期
23時くらいまで・・外はまだ明るくて・・星見えないんだよね
ん~サンチャゴ デ コンポステーラって・・・
星の道のハズなんだけど・・夏の巡礼だと巡礼宿に泊まることで
星が・・見レナイんだよね・・
朝早く起きるって手もあるにはあるんだけど・・
朝日が近い消えていく星空と・・徐々に浮かび上がる星空は
また別のものだからね~
そんな訳で「星」の伝説のある町で
カミーノ最初のキャンプ!
川の隣で反対側は・・・・
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聖墳墓教会(SantoSepulcro)
果たして・・こんな場所でキャンプしていいものか・・
なんて、もう一組キャンプに合流したフランス人兄弟
18歳兄アクチューと17歳妹マグと話をしていたんだが
ニッキーとトーマスは・・・動こうとせず
結局この場所に決定
途中パトロールの警官がきて・・やっぱり追い出されるか
と思いきや・・・
犬は首輪をつけて放し飼いにしないこと!
ゴミは片付けること!だけ言って・・去っていった
まぁ~ダメではないようで・・・
結局ここで5人+2匹で寝ることに
交代で町に飯を食べにいったり
散歩しにいったり
カリンバ弾いたり
音楽聴いたりしながら
暗くなるのを待つ
22時半頃にようやく一番星の金星が点り
三日月も昇る
いろいろ話をしながら星を眺めていたんだが
実は今回合流したフランス人兄弟
初日の巨大アルベルゲで私の隣だったんだよね・・
兄の方のアクチューはカミーノの後、私と同じで
BOOM Festivalに行くとか・・・
カミーノ巡礼中、様々な人と出会ったけど・・
その後まで同じ場所を目指してるのは結局、彼だけだった
てか!オレの思考回路は18歳のフランス人と同じかっ!て
ちょびっとブルーな気分もあるにはあったんだが
まぁ~不思議な縁だよね
でもね・・18歳と17歳でもちろん海外旅行は初めてじゃないけど
兄弟だけで旅するのは始めてで・その最初がカミーノって
ん~~なんかイロイロ考えさせられたわ
まぁ~そんなこんなで
私とフランス人兄弟はテントの中へ
ニッキー&トーマスはそのまま外で寝ちゃうってことで
0時過ぎに全員就寝
が・・・・・
事件が・・・・
発生!!!?
深夜3時ごろ
突然の雨?の音で目を覚ます
が・・・雨にしては・・・
なにかがオカシイ
急激に水がテントを叩いたかと思えば
すぐに
音はするが・・・まったくテントを叩かない
はて??!
これは・・・
誰かが・・・ションベンでもかけてる?!
むがぁ~~~!!
と思いテントの外に出たとたん
水・・水・・・
ギャーーーーなに?なに?
って暗闇の中、叫び
裸足で濡れた芝生の上をウロウロ
グルグル
他の連中はどうした~?
とか思い・・・・暗闇に目が慣れてきたら
・・・・スプリンクラーが・・・
テントの周囲でいくつも・・・廻ってる
あーーー
なるほど!って感じで水を避けながら
テントの中からライトを出して周囲を照らしたら
少し遠くから笑い声
(私が叫んでウロウロしてたのが面白かったようだ・・)
教会の下にずぶ濡れの
ニッキー、トーマスと犬2匹
彼ら・・星見ながら・・テント張らずにそのまま
寝ちゃってたからね・・・
速乾タオルを貸してやり
彼らはそのまま教会のファサードの下で寝ることに
30分しないで止まったんだけど・・スプリンクラー
あ~~まさかの星降る町で
水が降るとは・・・・って話
しかも・・・人工的な・・・ね
フランス人兄弟は・・・・起きてこなかった・・・
はい・・長くなったからおしまい!
DAY8-1 Irache 「ワインの泉」
へ続く
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07/14 46978歩 29.1km
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