やってしまいました・・・
まだ、本調子じゃないはなちゃん
食欲も戻ってないのに、子供部屋でゴソゴソ
気づいた時には、口に湿布を咥えてて、「モーラステープ」って言う肌色の湿布薬ですが・・・長女が朝、子供部屋のゴミ箱に捨てたみたいで
何時も、耳にタコが出来るくらい言い続けてる事なんですが、「ゴミ箱は下に置くな 」
情けないことに、何度言っても子供達は気を付けません
だからって、子供達だけを責めることは出来ませんが・・・
とにかく、湿布薬をはなから取り上げないと・・・と、思ったのも束の間
「取られる 」と思ったはなが、「ワンッ 」と一吠えした瞬間、その勢いで
「ゴクリッッ 」
「湿布薬飲んじゃったどうしよう どうしよう 」
焦るシーバ・・・
とうの本人、はなはケロッとしてて、「あれ?飲んでないのかな?どっかに落ちてるのかも・・・」と、思うくらい自然で、私一人で「どうしよう、どうしよう」って騒いでたら、パパ達は「取り敢えず、病院開いたら連れて行くしかないやろ」って・・・
確かにそうだけど 何か皆冷たくない???
取り敢えず、飲み込んだのが朝の8時くらい
病院は10時から
この2時間、シーバは全然はなから目が離せなくて、末姫ちゃんの朝ご飯もちょっと雑だったけど←ごめんね、末姫ちゃん
車の運転が出来ないシーバは、末姫ちゃんとはなを連れて、テクテク歩いて病院へ
待合室で20分くらい待った後、順番が来て先生に状況を説明
焦ってるから支離滅裂だったかも・・・だけど、先生が、
「飲み込んでから2時間半くらいかぁ・・・ちょっと吐かせてみますね・・・」って
それから奥に行って、直ぐに帰ってきた先生の手に大きな注射器
先っちょにはながーいチューブが・・・
「これを胃の中に流し込んで、中身を吐かせるから」
「はぃ・・・それは??」
「胃を膨らませるお薬です・・・これで胃が膨張してゲボッと吐くから、これで出てきてくれたらいいけど、胃より下に行ってたら出て来ないし、これはレントゲンにも映らないからね・・・腸の入口は狭くなってるから、そこに引っかかってたら怖いね・・・」
って・・・
その後、末姫ちゃんがギャーギャー言い出したのもあって、「じゃ、お母さんは出てて貰って・・・」と先生に言われて、処置室を後にしたけど、耳を塞ぎたくなる様なはなの鳴き声に思わず涙が・・・
グッと堪えながら、心の中で「ごめんね・・・ごめんね・・・」と繰り返してました。
15分ほどして、また呼ばれたので急いで処置室に
「出ましたよ~ 良かったね~」って
「丸まってるから、このままやったらやっぱり腸で引っかかってたかも知らんね・・・そうなったら開腹しないといけなくなるし、ここで出てきてくれて取り敢えずは良かったよ・・・」
「ありがとうございます ありがとうございます 」
「ゴミ箱とか、そういうのは飼い主さんがしっかり管理しないと、はなちゃんがこんな風に苦しみます。誤飲は直接死に繋がるんですよ。犬は吐いたりすると物凄いショックを受けるから、少し引きずると思うけど・・・取り敢えず、今は吐いたばかりで呼吸もしんどそうだし、ちょっとふらついてるから酸素室に一時間ほど入れます」
はなは、かなり暴れたみたいで、4人がかりくらいで押さえてたみたい・・・看護師さんは腕から出血してました
きっと、はなに噛まれたか、引っ掻かれたかしたんだと思います
ごめんなさい・・・
ホントは口から入れたかったそうですが、めちゃくちゃ暴れて噛んで来たから、鼻にチューブを入れて流し込みましたって・・・
はなちゃん、苦しかったよね
暴れたので、舌を少し切ってて、口から出血が・・・
後、鼻血も少し・・・
一時間の間、悶々として過ごして、はなちゃんを迎えに行ったんだけど、大量の胃液に喉がやられてるので、炎症を抑える注射とかしなきゃいけなくて・・・
それがとどめだったみたいで、はなちゃんは腰が抜けたように歩けなくなっちゃって もう、見てられないくらいふらふらで、先生が
「これはダメやね・・・赤ちゃんも居るし・・・うーん・・・じゃぁ車で送りますよ」って
お断りもしたけど、はなと末姫ちゃんの事を考えると
結局お言葉に甘えちゃいました
奥様が車で迎えに来てくださって、先生と二人で家まで送って頂きました
ホントに、申し訳なかったです
そして、ホントに感謝です。ありがとうございました
家についてからもぐったりとして全然動かないはなを見ながら、メソメソしてる私に、末姫ちゃんがニッコリ笑って肩をトントンって・・・
慰めてくれてるのかな・・・
今は真夜中ですが、夕方から何度も吐いてて、今も水を飲んでは吐いて・・・を繰り返してます・・・
完全にこっちの不注意で、はなをこんなにも苦しめてしまったことがホントに腹立たしくて、自分が許せません。
下手をしたらあのままはなは死んでしまってたかも・・・今もこんなに苦しんで、何にも食べてないから吐くものもなくて、血も混じってるし・・・この間の脱臼から、私って何やってんだろ・・・可愛い可愛いって言ってても、全然はなを大切に出来てない・・・はなはこんなに毎日癒して、幸せな気持ちにさせてくれるのに、私ははなを幸せにして上げられてないです・・・
飼い主失格ですね・・・
はなはまだ若いから、ずっと元気 って、勝手に思い込んで、私達人間の不注意で、こんなにも簡単に命まで危なくなるなんて考えもせずに・・・
謝っても謝っても全然足りないし、どんなに後悔しても何かあってからでは遅い・・・少しの油断がはなをこんなにも苦しめるんだって思うと、怖くて怖くて・・・
脱臼してた足も、きっとまだ痛いだろうに・・・
はなちゃん・・・ごめんね・・・こんなお母さんだけど嫌いにならないでね
皆さん・・・私みたいに油断はしていないと思いますが・・・ワンちゃんの誤飲にはくれぐれもお気を付け下さい