という事で、昨日の続きなんですが・・・


まあ、タバコをやめるのはよい事なんですが、
貯金が目的でやめるのは、いまの時代、どうでしょうか?

やっぱり合わないでしょうね。


お金を貯めるには、たしかに欲望をある程度犠牲にしなければならない
のですが、もっと今の時代に合った方法をさがすべきです。


お酒にしてもそうです。お金を貯めるために晩酌をやめるなんていうのは、
いかにもさびしいですよね。

また、それでお金が貯まるというものでもありません。

日常生活に必要なものまで切り詰めて貯金したとしてもうまくいきません。

同様に、食費を切り詰めるなどもだめです。

倹約というと、さしあたり食うものも食わずに金を貯める
というイメージがありますが、それは世の中全体が貧乏だった時代の話です。


いまは、みんなお腹いっぱい食べています、
むしろ「健康のために節食しようという時代」なんですね。


お金を貯めるために、米とみそだけですごすなんて考えられたいし、
またできるものではありません。


食べないほうが健康的になった時代ですから、
貯蓄と食費を切り詰めること自体ナンセンスです。


もちろん、食費を倹約する、あるいは、ムダを省くことはたいせつです、
おいしいものを食べるのは、私も好きですし、けっこうなことなんです。


しかし、世の中には「安いものはまずいもの」「高いものがうまいもの」
と考えている人がいっぱいいます。
だから、たいしてうまくもないものに、お金をムダ使いしていることが
少なくないんです。


そういうムダをなくして、貯金に回すなら、これはうまくいくと思うんですね。
大切なことは、よく考えて工夫するということです。


今の時代は。倹約したからといってお金が増えるとは限りません。
少なくとも、貯金だけではどうにもなりません。

むしろ、お金をためるにしても、「それをどう使って儲けていくのか?」
が大切な時代です。

なんにしても、元手は必要です、その元手を作るための貯蓄なり倹約
であるならば意味があります。

元手がなければ、チャンスにすら出会えないわけですから。

そこら辺のことを考えた倹約でなければ、

今の時代には無意味な我慢となってしまいます。