【タクシー不足】観光地、都心部の景気が落ち込み

効果、高齢者の足は自家用車のみになる。


遅すぎる議論【ライドシェア】、世界では常識、白タク

合法化を喜ぶのは利用者である。

最大手【Uber】の時価総額800億ドル以上(12兆円)

、アメリカ【Lift】タイ【Grab】中国【DiDi】と、

海外では白タクアプリが無いと不便。


日本では白タク禁止のため、都内では【Uber】と

【日の丸自動車交通】ハイヤーと提携して、2000台

程度サービスを試験的に開始している。



【タクシー不足の本質】

【タクシー】問題は、既得権益のわかりやすい事例だ。

タクシー運転手は、普通二種免許取得が必要。

(営業車運転のための免許) 費用は、約20万、10日程度

かかる。

【タクシー会社】営業車登録 (緑ナンバー取得)は、

営業区域が細かく決められている。

東京5、神奈川4など、営業区域外で客を乗せる事は

できない。(現在、中小企業は大手に買収された)

例えば、成田空港から東京まで乗せたタクシーは回送

で成田まで戻る事になるわけだ。


長い間、営業範囲によって、タクシー会社は守られ

新規参入企業が防ぐ事で利益を得てきた。


【運転手不足の背景】コロナ特需で補助金漬け。

コロナで、タクシー会社は補助金付けで儲けたが

運転手は補助金の恩恵を受けずに大量に辞めた。

現在、旅行客も戻ったが運転手はいきなり増えない。


【普通二種免許取得】はデメリットしかない。

タクシー運転手は、普通二種免許(客を乗せる為)を取得

しなければならず試験には、期間と費用がかかるが

タクシー会社が、これらを負担する事になる。

運転手が不足している事もあり、二種免許取得は

簡単になりつつある。

【平均年収】360万、地方だと200万程度。と安い。

免許費用など、給料から天引きされる。


逆に、試験合格すればタクシー運転手になれるので

免許取得してまもなく辞める人もいる。

タクシー会社は、すでに二種免許を取得済みの人より

新しく運転手になる人を優先する事になるので、結果

素人ばかりになってしまう。


【タクシー会社は儲け過ぎ】

タクシーは平均1日、都心部だと

約3万円〜5万円程度売り上げる。

単純に

どんどん車を増やすほどより儲かる事になる。

したがって車はどんどん増えて、運転手が足りない

状態になる。


【燃料と燃費が向上】

タクシーは、ガソリンではなく

LPガスで走るので燃料コストも安い。

1リットル= 70円程度


【タクシー運転手】になりたい人が減ったのは

働き方改革で残業が禁止されて稼げなくなったから。

出世もなく夢と希望がある職業ではないから

新卒での運転手希望はない。

運転手を増やすならば給料を上げるか、個人タクシー

への道を開き夢と希望がある仕事に変える必要が

だったけれど。。

既得権益で太った会社は、ライバルがいないので

対応してこなかったのだ。


稼げる【個人タクシー】は魅力がある。

【高いハードル】にビックリした。

個人タクシーになるには、10年間以上の営業経験と

10年無事故無違反、または直近3年間無事故無違反、

40歳以上65歳未満の条件、試験は1回のみである。


個人タクシーはコロナで収入が減り、4年で20%減

高齢化もあり減少は続いている。

車も改造費も自分で負担しなければならない。


【ライドシェア反対論】

タクシー業界の反対、知らない一般人の反対が多い。

【反対理由】の主なものはズレている。

【二種免許】を持っていないと危ない。

【タクシー会社】でないと安心、安全と守れない。

しかし、これらは全くズレている

何故なら、タクシーだから安全という事ではないからだ。


既得権益が変な安心感を生むのか?

二種免許が運転が上手いわけではない。

この状態なので、二種免許は簡単になっている。

そもそも、日本の免許は教習所に行き20万から25万

もかかるから、運転技術には問題がない。


諸外国では、親から教えてもらい一周できれば免許

はもらえる。(これが普通)

日本の免許ならば、普通免許でもじゅうぶん

タクシー運転手ができる。


【タクシー会社の安全神話】があるらしい?

そもそも、生ぬるい業界なのでタクシー会社は

任意保険に入っていない。(知らない人が多い)

タクシー共済に加入しているだけなので、保険金は

おりない。

僕の友人は自転車でタクシーにはねられて骨折し、

手術代をもらえなくて大変だった。

これ以外でも、タクシー事故で泣いた人は数知れず

いる。

タクシー共済より、一般の任意保険の方が保証があり

安心である。


【どちらも一長一短】

ライドシェアアプリでは、呼んだ時点で

誰が(写真)、車(車種)

評価点(口コミ)、が表示される。

とりあえず、安心、安全を確認できるシステム

もある。


【ライドシェア】アプリは、価値観が違う。

日本で【Uber】が試験的に参入し営業しているが

タクシーとは料金体系が全く違う。

忙しい時には高くなる。

車種別に料金が変わる。

時間貸切り料金が設定できる。

需要と料金が比例しているといえる。


日本には

既得権益と言われる免許は、15000以上ある。


これらが産業の発展を妨害している事は確かである。


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