拝啓、ステージの神様

拝啓、ステージの神様

ステージには神様がいるらしい。
だったら客席からも呼びかけてみたいな。
観劇の入口に、感激の出口に、表からも裏からもご一緒に楽しんでみませんか。

テネシー・ウィリアムズの名作『ガラスの動物園』とその後日譚として書かれた別役実 作『消えなさいローラ』を渡辺えりさん演出で世界初二本立て上演。

しかも『消えなさいローラ』のローラ役は、吉岡里帆さん、渡辺えりさん、和田琢磨さんが回替わりで演じるとう。
もうその企画だけで興味を惹きつけられ、観ねば、観るぞ!と思い、観に行きました。

3人のローラをすべて観るコンプリートチケットもあったらしい?
さすがにそれは出来なかったけど、くすぐるよね~~という感じ。

舞台を観ながら、観終わって、渡辺えりさんが演劇を愛する人なのだということが改めて伝わってきた。
紀伊國屋ホールの後ろのほうの席だったけれど、
ちゃんと世界に巻き込まれて観ることが出来たのです。

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声に出さなかったけど『ガラスの動物園』『消えなさいローラ』



渡辺えりさん、和田琢磨さんのご出身地、山形公演があるのもムネアツですね。
 

映画化もされ話題となった大今良時さん原作の漫画『聲の形』をミュージカル化。
板垣恭一さんが上演台本・作詞・演出、作曲・音楽監督・演奏を桑原まこさん、振付を山田さんを担当されている。

山﨑玲奈さん、島 太星さんというフレッシュな二人が主役の石宮硝子と石田将也を演じた。
フレッシュという言葉で片付けるのはよくないですね。
実力に満ちた二人という言い方に、観劇後の今は言いたいです。

山﨑さんはホリプロの新星ですから、これからも次々と話題作に出演されるでしょうから、やはり注目です。
そして島さんにもこれからもミュージカルにたくさん出ていただきたいなぁと思いました。

中高生割引や配信などもあって、幅広い層に観てもらうチャンスを作るべくトライされていますね。
大抵の方は漫画→映画→舞台で観たと思いますが、
私はその逆いってみようと思います。

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友愛的傾聴ができちゃうミュージカル『聲の形』


入口やロビーのポスターを熱心に撮影している人も多かったな。なんとなく横からお邪魔します的に撮れなかったのは、そのキラキラ感を遠目で見てるだけで私はいいの……みたいな気分になったせいかも(笑)。

そんなわけで、配布されていたポストカードと岐阜県大垣市の映画『聲の形』の舞台探訪MAP。

加藤拓也さん作・演出のシス・カンパニー公演『いつぞやは』をシアタートラムで観ました。

余命宣告された同級生からの、自分の人生を書いて欲しいという依頼。
劇団時代の仲間が久しぶり集まった。

シンプルな舞台美術には、実は整理収納アドバイザー的にも気になる仕掛け(というか仕組み)があって、
人との距離、感情のコントロールについて、気になるシーンや台詞がたくさんありました。

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生を前に人は、友情は、何を与え合うのか『いつぞやは』



パンフレットは500円。
加藤拓也さんが監督をされている映画『ほつれる』もただいま上映中ですね。