先日、
この時期恒例の芋掘りをしました。
黒いマルチングを外し
丁寧に丁寧に
おしどり♀(さやかさん)が、
芋を掘り起こしてくれました。
その様子
まるで、化石を発掘する学者さんの様でした。
マルチング外しと、ツルを切るのは、
おしどり♂のお仕事で、
一緒に次男坊もお手伝いをしてくれました。
今年は、2レーンやりましたが、
日当たりと、土の硬さによって、
隣のレーンで全然違う収穫量になりました。
お日様の大切さと、
ふかふかの土の大切さが分かり、
また来年に繋がる収穫となりました。
この土ですが、
土の中には「土壌菌」がいます。
実は、最近
この「土壌菌」の一種の働きとして、
腸内環境を良くしてくれるという事が言われています。
腸内環境に影響のある腸内細菌のバランスは、
年齢によって変化する傾向にありますが、
それよりも大きく影響するのが食生活をはじめとする生活習慣となります。
また、ストレスも腸内環境を乱す大きな要因となっています。
腸と脳は、
神経やホルモン、腸内細菌が代謝する分泌物などにより、双方にやり取りをしています。
これを、腸脳相関と言います。
ストレスがかかると
腸内環境に悪影響を及ぼしてしまう為、
上手にストレスを解消していく事が大切になりますが、
一方で、ストレスの影響を受けにくい体質改善に努める事も大切です。
大切なのは、乳酸菌とビフィズス菌。
これらの菌が少ない人は、
うつ病などのリスクが高い事が最近の研究から分かっています。
また、今回紹介した「土壌菌」の一種にも
ストレス耐性を高める働きがある事が分かっています。
土壌菌は、
健康な土で育った農作物を食べたり、
土に触れたりする事で、口から腸内に入ります。
ですので、
畑いじりなどの家庭菜園やガーデニング、
最近 人気のキャンプなどのアウトドアは、
土と触れ合う事で、五感を刺激すると共に、
腸内細菌にも働きかけ、ストレスケアにも繋がっていきます。
それでも、芋掘り時は大量に土が舞う為か。。。
お日様からも土からも完全防備の
”さやか農業スタイル”でした。