新しい年度になり

新入部員が入った初日から、地獄のランニング

な~んて部活は今では無いと思いますが、、、

 

小学生から中学生

中学生から高校生では

 

運動量が一気にアップするため新入生は怪我をしやすい時期です。

期待をされて入った新入生では、すでにレギュラー組に入っての練習をしている選手もいると思います。

 

身体が出来てない中で、上級生の運動量に合わせる身体的な負荷と

上級生の中で練習をするという気持ち的な緊張もあり、

筋肉はより一層 硬い状態になります。

 

硬くなり、疲労した筋肉で運動を続ける事で、筋肉や関節の違和感や痛みが出ますが、

 

 

それらをかばい運動を続けることで、、、

 

他の部分に、その負荷がかかり、

 

パフォーマンスの低下や

 

パフォーマンスの低下を練習量で補った結果。。。

 

無理なフォームでのオーバーユースにより

大きな怪我に繋がる事が多いです。

 

 

昨年はコロナの影響で多くのスポーツ選手が練習ができない中、

練習開始とともに怪我をしてしまった選手が多かったですね。

 

アマチュアレベルでもそうですが、プロの選手でもかなりの数がいたようで、

監督やコーチ、トレーナースタッフは頭を悩ませたようです。

 

このように、どのレベルでも急な運動負荷の増大は怪我に繋がっていきます。

 

特に高校生では、

スポーツに青春をかけて学校を決めた学生も多いと思います。

 

限られた約2年半という期間で

いかにレベルアップするかは一つに怪我をしないという事だと思います。

 

各選手の身体の成長に合わせて練習のメニューが組めると良いのですが、

現実そこまでの個別の練習環境は望めないと思いますので、

環境に対して選手が合わせるしかありません。

 

自分の能力より少し上のレベルに自分を置くことで

自分自身のストロングポイントやウィークポイントを知れる良い機会です。

 

自分自身をとことん見つめて、まずは選手としての自分自身を知り

そこから将来的に向けて人としての自分を知る良い機会であるとも思います。

 

ちなみに、この少し上のレベルというの結構大事ですよ。(^^)/

 

自分の立ち位置からレベルがかなり上がってしまうと

成長ゾーンから危険ゾーンに入ります。

レベルが高いからといって、全てが成長に繋がるわけではなく、

危険ゾーンに入ってしまうと、大きな挫折や好きだったスポーツ自体が嫌いになってしまう事もあると思います。

 

話が少し逸れてしまいましたが、

 

例えば、選手として、パワーがあるが、股関節の硬さがある場合

股関節が硬いことで、

監督に腰を落とせとか、姿勢を低くしろと言われ、姿勢を低くします。

しかし、股関節は硬いので

その分 膝や腰にその負担がきます。

 

そして、パワーがストロングポイントですので、

強い力が腰や膝にかかる事で筋肉や靭帯、関節に大きな負担が掛かり

大きな怪我に繋がる事があります。

 

残念ながら、まだまだ 監督さんやコーチは

戦術やフォームには詳しいですが、身体の構造や機能には詳しくないので、

どんなに熱く指導をしても、硬い股関節を柔らかくしなければ選手は監督の要望に応えられません。

 

また、良い選手は監督さんの言ったことを素直に聞き入れますので、

自分の練習不足と勘違いをして、何度も何度も負担のかかるフォームで練習をします。

 

そして、怪我をします。

 

昔、スポーツ心理学の講義で

一流の選手は監督の言う事を素直に聞くと言っていました。

 

そして、超一流の選手は監督の言う事を聞かないと言っていました。

当時はイチロー選手の事を例としてお話してくれましたが、

 

少し前に、「Foot Brain」というテレビ番組で中田英寿選手が出ていました。

中田選手も監督の話を聞いていなかったと言っていました。

 

でも、その分 自分自身をしっかりと観察して

サッカー選手としての中田英寿を理解していました。

 

ちなみに、三流選手は出来ないことを人や環境のせいにするそうです。

一流選手は問題を相手に向けるのではく、自分自身を変えていくという部分で自分と向き合い一流になっていくそうです。

 

 

また、ちょっと話が逸れてしまいましたね。

 

 

最近聞かせて頂いたZOOMでのスポーツの講習会では、

練習や試合での怪我の予防に関しては、

 

体幹の筋の刺激や筋腱移行部への刺激が有効という事を言っていました。

 

各スポーツで使う目的の筋肉に負荷をかけて血流を促すことで、

 

神経-筋機能

固有感覚機能

機械的受容器

 

を刺激し、

 

機能アップをする事でケガの予防に繋がるという事でした。

 

例えば、サッカーでいうと

体幹トレーニングをして、

ハムストリングスや腸腰筋、殿筋に刺激を入れることが怪我の予防に繋がります。

 

これは私もトレーナーとしてサッカー部をみていた時

ボールを使う前のトレーニングとして、

体幹トレーニングやジャンプ動作などを取り入れてラダートレーニングをしていました。

講習でスポーツドクターの方からこのように情報を頂けたので、

貴重な講習会でした。ありがとうございます。

 

学生の皆さん!

スポーツを通じて、自分自身と向き合い青春を駆け抜けて下さいね(*^_^*)

 

そして、そんな熱い青春時代を駆け抜け、

今尚 スポーツを愛するスポーツ愛好家の皆さん

年齢による身体の負担を極力無くし、週末いい汗をかきましょう!(*^_^*)!

 

静岡 おしどり治療院 秋山 鍼灸マッサージ