<3大ポイント>
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今回は、よくでるお話の脂肪酸について考えてみましょう。

潰瘍性大腸炎だと、脂っこいものを避けますよね。
なんででしょうか?
お医者さんに言われたからでしょうか?
経験的なものですか?
ま、両方ですよね(^_^;)
まだまだ やまだ

んでも、なんで、脂っこいものがNGかって考えた事ありますか?
そして、なんで、魚の脂はOKなんでしょうか?
まだまだ やまだ

これは、アブラと炎症が密接な関係にあるからなんです。

▼魚の油
EPA(エイコサペンタエン酸)という脂肪酸が多く含まれており、
シクロオキシゲナーゼという酵素群で
PGE-3(非炎症性プロスタグランジン)、
非組織損傷性ロイコトリエン
に代謝されます。
まだまだ やまだ

▼肉の脂
AA(アラキドン酸)という脂肪酸が多く含まれており、
シクロオキシゲナーゼという酵素群で
PGE-2(炎症性プロスタグランジン)、
組織損傷性ロイコトリエン
に代謝されます。
まだまだ やまだ

炎症性だの損傷性という言葉を見るだけで肉類はNGっぽいのが分かりますよね。
さらに、悪いことに、このシクロオキシゲナーゼという酵素ですが、
アラキドン酸(肉)が好きなんです。
魚を食べていても体にアラキドン酸(肉)があれば、
アラキドン酸を優先して代謝して炎症性の物質を作り出してしまいます。
まだまだ やまだ

…しっかし、なんでまた、炎症性の物質を優先して産生しちゃんでしょうか?

それは、私達の祖先を見れば分かります。
昔はアラキドン酸(肉)が豊富な生活じゃありませんでした。
菜食がメインで狩猟動物由来の栄養はわずかだったんです。
だから、「肉がきたー」ってもんで、酵素は飛びつくわけです。

炎症は、まさに飽食の時代のツケですな。

なので、
「過剰なPGE-2を止めるために、アラキドン酸の摂取は最小限にしましょう!」

ちなみに、西洋医学のお薬は
「PGE-2の産生を予防する代わりに、PGE-3も抑えてしまいます
ホントにそれでいいですか?

やっぱり、薬に頼るのは体の仕組みに反してるきがします。


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