ちょっと待ってね!


これだけ書いたら

東京の旅シリーズはひと段落なので、

諸々、ちょっと待ってね!


うお座での星占いトークにて

私、双子座のおはなしをちょこっとしました。


そのおはなしを。



~ ~ ~


双子座。


ギリシャ神話に出てくる

カルトスとポルックスという双子のストーリーが

双子座という星座のもととなった

…ということでいいのかな?



カルトスとポルックスは 双子なんだけど

親御さんの大人の事情で

片方は人間で、片方は神なんです。

(双子なんだけど、お父さんが違うらしい)


片方は人間だから、命に限りがある。

もう片方は神だから、死なない。


ふたりはとっても仲よしで、死に分かれるのがつらい。

人間のカルトスが、死んじゃったんだ。


それで、死なないポルックスは

お父さんゼウスに自分も死ねるようにお願いして

その兄弟愛にお父さんが感動して

2人を1日ごと(1年ごと?)に

あの世とこの世で一緒に暮らせるようにし、


その兄弟愛をたたえて

空に双子座の星座を作ったのだそうな。



※ 参考資料 Amazon『星座と神話がわかる本』




双子座は、話すのが得意とか 流行に敏感とか

いろんな双子座っぽさが言われるんだけど、


いっぱい話して 世界の新しいものを見つけて

たくさんの情報に出会って…

ということをする中で、

世界に なくした双子のもう一人を探しているような

そんなところがあります。



相手と、すごく仲よくなりたい。

双子のような、自分自身のようななにかを

世界に見つけたい。



相手が自分に対して

怖がらずになんでも話してくれるように

双子座さんは 時に、自分の本音を隠します。


表面上はとっても仲よくやっているように見えて

双子座さん自身はとっても孤独でいることが

多々、あるようです。



人気者になりやすくもあり、不安定でもありやすい

双子座さん。


あ。ここでいう「双子座さん」っていうのは
双子座に太陽や月があったり
他の星が集まっていたりしていて、
双子座の性質が強い人のことね。



~ ~ ~


心のことをちょっと知ると

「欠乏感を持っている自分」って

なんとかしなきゃいけない気がしてくると思うの。


そして、欠乏感をなくそうとして

そこを埋めるように いろんなものを求めることを

やめようっていう考えになりやすい。


それは、分かる。私もそれは、大事なことだと思う。


満たされていないことを、恥ずかしく感じている人も

いるかもしれない。



でも、わたし、この双子座のことを知ってから

欠乏感や そこからくる不安定さって、

なんとかしなきゃいけないものじゃない

と 思うようになった。


欠乏感を抱いたまま、生きていけばいい。

欠乏感を埋めようともがきながら、生きていけばいい。

それでいいんだな と、思うようになったの。


一番ナチュラルな状態、

「ありの~ままの~」な自分でいる状態で

欠乏感や 不安定さがある


そんな自然体もまた アリなのだなと、思ったんだ。




欠乏感を埋めて落ちつきたいための行動で

苦しい思いをしたりもする。

これは、愚行だろうか。

その不安定さは、愚かだろうか。


安定するために、満たされるために

埋める行為・求める行為をやめよう

っていう話は、非常によく聞く。


それは、きっと「たしかに効く方法」なのだと思う。


けれど、そこを効かせて安定を得ても

なんとも言い難い、よくわからない違和感が

特に双子座が強い人には 残るんじゃないだろうか。



~ ~ ~


双子座は、「風の星座」と言われます。


風、空気。

空気が流れなかったら、淀みます。


不安定さがあって流れが生まれることで

我々の暮らしは成り立っています。


「循環」ということです。


不安定さが全くない、循環の起こらないものを

「死」と呼ぶのだと思います。




不安定に揺れながら

足りないと感じる何かを求めながら


双子座は、

目の前の人や世界から価値を見出し、

それが役立てられる場へと伝えていきます。


高気圧から低気圧へと風が流れるように。

太陽から届いたエネルギーが 大気の循環によって、

寒い地方へも運ばれていくように。


不安定だからこそ、です。



それはとても自然な生の在り方だと、

私は思うのです。