『おてんとうさまはみている』3月28日発売。本文紹介19 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。




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AKIRA 10年かけた自己啓発本『おてんとうさまはみている』(1600円+税)が最大手サンマークから328日に出版されます。



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本文紹介19


AKIRA   あれ、あのブティックにはいろうとする魂たちが、涙ぐんでる。

おてんとさま  ああ、毎回あたしも彼らの勇気に打たれるね。

ほら、門番がゴールドの合格証明書を確認してから重い南京錠を開けてるだろう。彼らは何度も、地上ですごしたベテラン俳優ばっかさ。

ここにあるのは、もっとも勇敢な魂しか着ることが許されない特別な衣装だよ。

AKIRA   まるで老舗の呉服屋みたいに敷居の高いお店だな。ソウルメイトも立ち会っている。

あっ、もしかしてあの魂が選んだ衣装は!

おてんとさま 『エンジェルのドレス』……そう、障がいをもった肉体さ。

彼らのまなざしのむこうには、これからくぐるつらい試練が見えている。

肉体の不自由さやそれを介護する困難や、人々の同情、差別、社会の無理解など、想像を絶する運命が待ち受けている。

AKIRA   ぼくの母も片足をひきずる中途障がい者でした。

友だちに母をからかわれ、どれだけ母の障がいをうらんだことかわかりません。

ですからこうして天国のビジョンを見ても、母やぼくたち家族がその運命を自ら選んだなんて、信じたくもありませんね。

おてんとさま  もっともだろう。あんたが信じたくなけりゃ信じなくてもかまわない。

天国では彼らを『勇者』と呼び、あたしも魂たちも深い敬意を払っている。

彼らはすでに自分の学びを完了し、今度は教師役として人々を導く存在さ。

不自由な体で必死に生きる姿をとおして、人々に勇気や希望を与える。

本人はもちろん、家族役になるソウルメイトも強靭な精神力をもつ魂だよ。

AKIRA   逆に健康な肉体と美貌もち、成功する人はどうなんですか。

おてんとさま  魂は自分の成長過程にあわせ、試練を選ぶ。

幼い魂には小さな試練、成長した魂には大きな試練。

もちろん試練に優劣はない。

「越えられない試練は決して与えられない」というルールがあるからね。

おもちゃをとられた赤ちゃんの悲しみも、人生に悩む哲学者の苦悩も同等なのさ。

生きている人間全員が、自ら試練を選びとった勇者なんだよ。