魂のつどい@埼玉県大宮公園 | New 天の邪鬼日記

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7月7日(日)埼玉県大宮公園「つどい屋」ライブ
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大宮から野田線で2駅目にある大宮公園駅から徒歩1分、ごきげんな自然食料品店「つどい屋」がある。
入り口に植えられたゴーヤが日陰を作り、なかは手作りの内装で、選び抜かれた食料品がならんでいる。
じゅんとれいこがこの店をオープンしたのは8ヶ月前である。
れいこはカナダでローフードを学んできたローチョコレート(生チョコ)のパティシエであり、彼女のチョコはもはや芸術の域に達している。
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「シャリマ・ドゥ・ラ・テフテフ」の仲里園子さん、山口蝶子さんを招いてグリーンスムージーWSを開催したり、カナダからローフードのシェフ、アーロンさんを呼んだり、さまざまなイベントもおこなってきた。
今回はつどい屋の物語をミニオペラ仕立てにしてはじめる。
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じゅん「俺、お店をやろうと思うんだ!」
れいこ「はあ?」(怖い顔でにらむ)
じゅん「だ、だからお店を…」(びびる)
れいこ「あんたなに言うてはりますのん?」
じゅん「な、なんでいきなり関西弁になるんだよ」
れいこ「わたしがはじめたチョコレートの仕事もどうなるか分からない、固定収入がなくなる、飲食業界の経験もない、開業資金もない、子供もいる、生活費もいる、あんたはいつも夢ばっか追いかけて! あんたちょっときいてますのん?」
じゅん「きいとるがなー」
れいこ「なんであんたまで関西弁になるのよ。夫婦漫才じゃないんだから。みなさん聞いておくんなまし」

1、光の子供たち
2、だいじょうぶマイフレンド
3、旅立ちの歌
4、えん

じゅん「つどい屋を開いて、ぼくは一番大切なことを教わりました。それは、人の縁です。ブッダは「この世には誰一人、ひとりぼっちで生きている人間なんていない」と言われました。
ひとりひとり得意なとこ、苦手なとこがあって、それを補い合うように、絶妙な出会いがあります。
ぼくのように欠けたところばっかりの人間を支えるように、最強のソウルメイト、れいこ、にちかが家族になってくれ、両親やれいこの両親、親戚や友達が、見えないところで力になってくれます。
そしてつどい屋にこうして集まってくれるお客様、いや仲間たちがいること。
この縁は世界一おっきなダイヤモンドよりも、王様の預金通帳よりも、大切な宝物なんです。
みんなにこうして出会えたことがうれしくれうれしくて、いくら感謝しても、感謝しきれません。」
れいこ「あんた、たまにはええこと言うがな」
じゅん「さいですか、ありがとうございましたー!」
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狭い店内に30人がぎゅうぎゅう詰めに座り、10人もの子供たちが走りまわる。
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休憩の間にみんなグリーンスムージーを飲んだり、チョコアイスを食べたりして、楽しんだ。
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後半はアキラライブであげてくぜ!
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5、Hello my mom!
6、トゥルーストーリー
7、ウレシパモシリ
8、ハイボクノウタ
9、生きてるだけで100点満点
10、いたいのいたいのとんでけ
11、PUZZLE(佐藤さんの話)
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12、すばらしき世界(ボーカル:マキ)
13、武田鉄矢と西条秀樹のものまね(ダンジー)
14、勇者の石(好成へ捧ぐ)
15、びっこのおかあちゃん
16、家族
17、MOVE! MOVE! MOVE!
18、ありがとう

じつは今日、じゅんとれいこの結婚記念日なのだ。言葉では言えないほどの感謝を花に変え、じゅんがれいこに贈る。
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娘にちかは、抜群のムードメーカーでみんなを笑顔にしてくれる。
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一人の男の子がはしゃぎすぎて顔をぶつけ、鼻血がでたので、「いたいのいたいのとんでけ」を歌う。
店の常連マイの「すばらしき世界」は、青い空に風が吹き、子供たちの泣き声がひびく、世界は素晴らしいと歌ってくれた。
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ものまね芸人のダンジーは、武田鉄矢で今日の感想を述べ、西条秀樹のものまねで会場を爆笑に巻き込む。
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ダンジーは東中野で餃子屋もやっているので今度行ってみよう。
途中障害で視力を失った好成(こうせい)に一番前にきてもらい、「勇者の石」を捧げる。
「何度も障害を恨みましたが、この歌を聞いて勇気が出ました。自分は大きな石を運ぶ魂の勇者だったんですね」
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子供も、大人も、子育てママも、病人も、障がい者も、みんながいっしょにライブを楽しむ。
ふつうのライブは心を楽しませるけど、アキラライブは魂まで喜ばせちゃう。
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修養団伊勢道場長の中山靖雄さんによると、
魂は「たま」と「しい」でできている。
たまは御霊(みたま)で、しいは「うれしい」「かなしい」などの心。
みたまを忘れて、心ばかりに囚われると、自分勝手で苦しみの多い人生になってしまう。
みたまどおりに生きると、人の喜びが自分の喜びになり、喜びの多い人生になる。
「つらかった過去もすべて、今を喜んで生きるための根になっているのです。」
(中山靖雄著「すべては今のためにあったこと」海竜社)
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