Bourgogne Pinot Noir Hudelot Baillet 2007

個人的ワインのブログ-Bourgogne Hudelot Baillet 2007

数世代続くヴィニュロンの家系だったジョエル・ユドロ氏と妻のシャンタル・バイエさんが、ドメーヌ・ユドロ・バイエをおこしたのが1981年のこと。
当時は生産量のほとんどをヴァンサン・ジラルダンやニコラ・ポテルなどのネゴシアンに販売していて、本格的に自社元詰めを始めたのは、1998年に娘婿のドミニク・ル・グエン氏が参加するようになってから。
ドミニク氏は、元フランス軍隊所属という異例の経歴の持ち主。

結婚後、ボーヌの醸造学校でワイン作りを学び、義父、ジョエル氏からも徹底的に仕込まれたと言います。

ぶどう栽培においては、厳格なリュット・レゾネを採用。
これは、義父の代から受け継がれてきたものです。

丁寧に栽培されたぶどうは、100%除梗され、自然酵母のみを用いて発酵。
ブルゴーニュ・ルージュ以上の銘柄はすべて樽で熟成されます。

澱引きは瓶詰め前に1度きり。
2002年以降はろ過も行われていません。

とにかくピュアでエレガントという彼のワインは、生産量が少なく入手が困難な状況が続いています。

ワインショップ フィッチ より)



ドメーヌ・ユドロ・バイエ  (ブルゴーニュ)

大人気のシャンボール・ミュジニー村の新星
 1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してからです。醸造学校を修了した後、義父からワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。
 彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。
 いつもニコニコと笑顔を絶やさないドミニクですが、畑で彼と対峙する時、ゾッとするほど真剣な「ヴィニュロンの顔」が表れます。それは、畑仕事の重要性を示すものであることはもちろん、まだまだ改善することが山ほどあるという、己への厳しさの表れでもあります。
 醸造:除梗100%。天然酵母のみで発酵、澱引きはビン詰め前に1回のみ
(インポーター資料より)


Bourgogne Rouge
2007 ブルゴーニュ・ルージュ
[赤:フルボディ]
シャンボール村内のACブルゴーニュ区画(レ・リュ、レ・マラディエール・バッス)70%、隣のジイィ・レ・シトー村内のACブルゴーニュ区画(レ・シャリップ、レ・クロ・プリウール)30%で合計1.21ha。平均樹齢30年のVV。5回使用樽100%。
ピノ・ノワール
Fine Wine 宮武酒店 より)


ユドロ・バイエ


1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してからです。醸造学校を修了した後、義父からワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。
彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。
ウメムラ より)



Domaine Hudelot-BailletのHPはこちら


札幌のグランヴァンで購入。2800円。2009年7月20日抜栓。コルクにはHudelot-Bailletの刻印がありました。抜栓後より果実の香りがします。色はルビー色。ちょっと薄いが非常に上品な色です。リーデルのブルゴーニュタイプの大きめのグラスにつぎましたが、ラズベリー、お花の香り。大変心地よい。ほわっと香りが広がります。上品。ピノ・ノアールの香り。口に含むと、ラズベリー、スミレ系の味。薄旨って感じです。でも、アフターもそれなりに余韻を引きます。酸味も十分にありますが、決して酸味が表に出てくることはありません。タンニンはほとんど感じません。とても上品。その一言に尽きます。飲んでいて結構幸せになります。全体のバランスがとってもいい。ACブルゴーニュですが値段以上のものを感じます。噂に違わぬおいしさだと思います。奥様は、花の香りがすると行っていました。これはうまい!!