浦和レッズは、清水に0-3の完敗を喫し敗退が決まった。
引き分けでも4強入りが決まる試合だったが、攻守ともにミスを連発し、2戦合計2-4となり、ベスト4入りを逃した。
見るも無残な敗戦だった。
05年以来となるベスト4入りをみすみす逃した。
開始48秒にオウンゴールから失点すると、0-2の後半17分に3失点目を献上し、ジ・エンド。
攻撃でも公式戦3試合連続無得点。
フィンケ監督は「内容は悪くない。(無得点だが)チャンスは作っている」と強気に話したが、イレブンの意見は違った。
DF坪井は「チャンスは作っても、引いた相手を打開する何かが足りない」と言えば、
MF三都主も「パスは回しているけど、もっと相手が嫌がる攻撃をしないと」。
指揮官と選手の温度差は思った以上に大きい。
公式戦の連敗は3に伸びただけでなく、内容、結果ともに改善が見えない惨状。
リーグ戦も首位・鹿島に勝ち点差10と苦しく、このままでは2年連続の無冠終戦も現実のものとなってくる。