今回の放射線治療のまとめを、今後治療を受ける方々の参考のために。

ちょっと真面目で退屈な話。


尚、私のは肺がんによる左右縦隔リンパ節への転移に対するもので、照射範囲はあくまで食道を中心とした20cm四方の範囲。

照射回数は全33回、約70GLAY程度か。 月曜日から金曜日まで毎日1回。
なので、約7週間かかる。

通常なら通院でも治療は可能だが、私の場合、極端な体力低下で入院治療となった。
7月14日入院なので、ほぼ3ヶ月。


但しこれは放射線治療前の体力回復の為の点滴1週間、放射線治療後の肺炎治療1カ月を含む。

入院時の体重は48kg.

1回の治療は治療室までの往復時間込みで1時間未満、実際の照射は数分程度。
痛みなどは何も無い。
ベットが固くて背骨が痛いくらい。

照射照準をマーキングするので治療期間中は入浴不可。シャワーは治療部分をこすらなければ可能。

副作用は10回目くらいから、徐々に
首回りに日焼け状態にただれてくる。

同時に喉の中も同じように焼けただれているような感じで、すべての喉越しが悪くなり、極端に食欲は落ちる。

対処薬は緑色のネバネバしたアルロイドGと、ポンタールシロップ。

20回目くらいからほぼ食欲はゼロ、水分もロクに取れなくなり、点滴に変更。息切れも出て酸素吸入に。


9月9日に放射線治療は終了するも、体調はどんどん悪化、体重は40kgを切った。

この頃から発熱、脇腹、背中の激痛が増加、モルヒネを毎日増量するも効果出ず。
鎮痛剤システムを一段階引き上げる。

歩行も困難になり、寝たきり。

9月20日に39度の熱が出て、ようやく本格的に対処してくれるようになり、27日には放射線性肺炎の診断。
これも、放射線治療の副作用の一貫。


今現在、ようやく熱も下がり食欲も回復。 助かった~って感じ。



今回学んだこと。

痛みは決して我慢せず、大げさなくらいに伝える事。

熱が有ると感じたらすぐに体温を計ってもらい、記録を残す事。

食べれない時は専門の栄養管理者に相談して、少しでも食べれるメニューを考えてもらう事。

効果のない薬に疑問を持ったら率直に医師なり、看護師さんに相談すること。

ナースコールはためらうな!


でないと、医師は動かない…


以上です。(笑)



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