THE EGOIST
7月10日に無料単独公演を終えました。
お陰様で満員御礼となり、感極まって涙してしまったりもしました。
来てくれた皆様に心から感謝致します。
1年も経つと色んな変化もあるもので、僕らもこれから大分変わっていくのではないかなと思います。
当分マイクの前で口を広げることはなくなるのかな?
それはまだ分からない。
まだもう少し先のお話。
そんな中で最近曲を作ってると思うことがあります。
良い曲ってなんなんだろう?
バンドが始まる前や始まった頃は
これがやりたい!
こういうのがやりたい!
そんなのだけで作ってきたけれど、1年も経つとクリエイター思考になってくるわけで、曲が良ければなんでもいいなんて考えにもなるわけです。
んで、その中で良い曲っていうのは一体なんなのかな?という疑問にぶち当たるわけです。
ライブで遊び回れる激しい暴れ曲?
テクニカルな技術が前面に押し出た曲?
歌メロが強調されているような歌ものの曲?
全てが均等に出揃った売れ線な曲?
どれが正解なのか最近分からなくて、少し壁にぶち当たっている気がする。
どれも正解だよ!
なんて簡単な答えでは解決できないものなんだ。
「そんなの気にしないで、自分の押し出したいものとか世界観を押し出せばいい」
客観的に聞くとそう思う人もいるかもしれないけど、それは僕の世界観であって、THE EGOISTの世界観ではない。
そう考えたときに、どんな曲を描くべきなのか少し悩む。
違う思考の人間が5人も集まってるわけだから、難しいものだよなあとしみじみ思うのである。
始動してからの1年は、ライブに重きを置き、そこで輝くための方法を100本以上のライブでたくさん探してきた。
ステージに立つ人間として、どう魅せることが輝くのか、自分からオーラを出すためにどうするべきなのか。
そこでたくさん学んできた。
1年を迎えたこれからはアーティストとして学び、これまでよりも音楽についてを深く考えていきたいと思う。
そんなことをなんとなく綴りたかった。
だから久しぶりにブログなんてものを書いてみたよ。
これからの変化はみんなに話してないことも含めてかなり大きいだろう。
そんな変化の中でも
メンバーの顔が好き!
だからついていく!
ではなくて
このバンドの音楽が好き!
だからついていく!
そう思ってくれる人達が多いようなバンドになりたいなと思う。
ビジュアル系というジャンルの音楽が好きだからこそ、そう思ってもらいたいのだ。
レールを敷いて前に進んでいける内は、いつか敷けなくなるそのときが来るまで、全力で走り通していきたいと思います。