この間、SAG(全米俳優協会)会員用の
「(500)日のサマー」の上映会がありました!!


『ハリウッドで、愛をさけぶ!』 新進映画監督 北村昭博   AKIHIRO KITAMURA OFFICIAL BLOG  


この映画は、マジで俺が大好きな映画。
この間出たブルーレイも買ったほどです。

この映画をまだ観ていなかった、
友達のハズキ を誘って、楽しみにしながら
観に行きました!

いやあ、好きだわ、この映画。
俺も主人公のトムと同じような経験をした事があるから、
感情移入しまくりなんですよねえ~
ちなみに、ハズキはサマーにムカついていました!(笑)

完全に男目線で語られる映画なのですが、
これって「失恋」についての話しなので、
男性も女性もせつなく共感できるのだと思います。
もうハートがキュンキュンですよ!(笑)

トム役の
ジョセフ・ゴードン=レヴィットと、
サマー役の
ズーイー・デシャネルの組み合わせも
最高のキャスティング!

ジョセフの失恋っぷりがマジでリアルだし、
ズーイーが可愛過ぎ!!!!

ブルーレイの特典映像で監督のマーク・ウェブが
言っていたのですが、ズーイーの青い目があまりにも
綺麗なので、劇中でサマーが出て来るシーンにだけ
背景に青い色を使うようにしたようです。サマーが
出ていないと、一切青色が画面に無いという事ですね。
あの、ダンスのシーンを除いては。

なんと、このマーク・ウェブは「スパイダーマン」最新作の
監督へと抜擢されました。凄いなあ!!!
これはマジで楽しみ。

そして、この映画の上映の後には、本作の脚本家2人の
うちの1人、スコット・ノイスタッターとの質疑応答が
ありました!!


『ハリウッドで、愛をさけぶ!』 新進映画監督 北村昭博   AKIHIRO KITAMURA OFFICIAL BLOG  


実は、この映画は彼の実体験に基づいた、ほぼ実話のような
話しで、本人もかなり主人公のトムに似ている感じでした。
ファッションスタイルが一緒だった!!(笑)

その彼が色々と語ってくれたのですが、
それが本当に勉強になりました!!!!!!

かなり長時間喋ってくれたので、
この映画のファンとしては、「おお!!」と思う事が
たくさんありました。

その中で俺が興味深いと思った彼の発言を紹介します。


「ロマンチックコメディーがいつの間にか、
Chick Flick
(女の子向けの映画)になっていた
のが気に入らなかった。」


たしかにそうですよね、ロマンチックコメディー映画の古典
である、「アパートの鍵貸します」とかは別に女の子向きの
映画では無かったしなあ。いつのまにそうなったんだという
事ですね。

「最近のロマンチックコメディーは、コメディーが
ロマンスから来ていない。男女の付き合いとかの
ロマンスから笑いが生まれずに、他の要素から
笑いが生まれている。逆に、ロマンスが存在して
いてもコメディーが成立していないのはダメだ。」

たしかに、リアルな男と女の話からいくらでも笑える要素が
出て来るはずなのに、「バナナに滑って服が脱げる」みたいな
違う所で笑いを取るのは違うのではないか、という事ですね。

「サマーは、自分の元カノ2人がベースに
なっている。この映画の製作が決まった時に、
スタジオにこの2人に連絡して許可をもらうように
と言われた。」


後に訴訟問題にならないようにですね。
そういう事も気にしなければいけないのですなあ~

「映画が公開された後に、その元カノから
絶交された。」


悲しいなあ~

でも、スコットは、この映画を作る事になり、
映画会社で働く女性と知り合い、彼女と婚約してハッピーに
なったようです。その婚約者の方も上映会に来ていました!

それを聞いて、なんだか嬉しくなりました。

俺は本当にこの映画をお薦めします!
是非とも劇場へ足を運んで、鑑賞してください!!!!

今、絶賛上映中です!!!!!


『ハリウッドで、愛をさけぶ!』 新進映画監督 北村昭博   AKIHIRO KITAMURA OFFICIAL BLOG  



(500)日のサマー オフィシャルサイト
http://movies.foxjapan.com/500daysofsummer/