先日コンビニへ買い物に行った時のこと。
レジで買い物をする足の不自由なお婆さんが買い物をしていた。
店員「これはまだ家にある?」「じゃあこれだけ買っておく?」
どうやらお婆さんはこの店の常連さんらしい。
最近コンビニ利用の高齢者比率が増えていると聞いた。
買い物を終えた自分は店を出て、店外の灰皿の前で一服していた。
すると先程のお婆さんとコンビニ店員さんが一緒に店を出てきた。
歩くのも困難だ。なにせ普通の人の5倍は移動時間がかかっているし大変そうだ。
そして店員さんと一緒に道路を渡った。
この道路は交通量も多い幹線道路だ。すこし動けばちゃんと横断歩道もある。
もしこれが夜間にお婆さん一人だったら、、、。
安全に横断歩道を渡って欲しいとも願ったが、歩くのも困難なお年寄りにとっては道路を直線に横断したくなってしまうのも本音であろう。
交通事故にならない事を願うばかりである。
だが疑問として、そもそもコンビニには宅配のサービスもある。なぜお婆さんは暑さのなかわざわざ来店したのだろうか?
おそらく「いつもの店員さん」という顔が見えて信頼できる相手から買い物をしたかったのではないのかなぁ…と私には思えた。
(このような光景と考えを深める喫煙者の自分は悪だろうか?)
禁煙のオフィスでパソコン画面とにらめっこしながらデータばかり眺めている人々にも、このような市井の光景と現状が見えているのだろうか?
話がそれてしまったが…
「お年寄りと子供たちが幸せな地域の集合体こそが幸せな国なのだろう」と考える今日この頃である。
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