ほし(*HDD)が逝く時 | 王様の耳はロバの耳

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ゆがんだかがくしゃのたのしいにっきだよ

先週から日記をお休みしておりますが、私自身は無事です。

ヒザのリハビリも順調でジョギングもできるようになりました。
とはいえ、ヒザ自体が曲がってしまっているようですので、まだまだ予断はできませ
ん。今日は矯正具の専門医に行ってきました。


さて、サブマシンのハードディスクがお亡くなりになりました。
中古とはいえ、まだ11月に買ったばかりなのでショックです。

ハードディスクに異音がし始めてから、完全にアクセスできなくなるまで、3日かか
りませんでした。

本当にあっけないです。

原因はHDDの寿命というより、熱暴走か何かだと見ていますが、いずれにせよ磁気記
録部分ではなくモータが逝ってしまうと何もできません。

ちょうどSPIDARのモータが焼けるのと同じような音がします。ぎぎぎぃと重そうな音
を立てて、ドライブが熱を持ちます。

映像を見たり、事務作業をしたりするためのサブマシンで、しかもほとんどのデータ
はFolderShareしていたので、幸い「これは大事!」という感じで明確に消失を嘆き
たくなるようなデータはありませんでした。

しかし、メインで使っているNECのノートPCはそうはいきません。60GBをほぼ全域で
使っていますし、メールやプログラム、ソースコード、家族の写真、財務関係やWeb
システムのパスワードにGoogleDesktopなどなど…いくらサーバー側にバックアップ
を取っているといっても、再度おなじ環境を作るのは容易ではありません(無理)。

というわけでサブマシンのHDDには、比較的日が浅い、外付けリムーバブルHDDをお下
がりとして転用するとして、新規で購入した100GBはメインマシンのHDDとして利用す
ることにしました。

ちなみにサブマシンはTC1000(CompaqのタブレットPC)なので、外付けCDROMなどはあ
りません。冷静に考えると非常にリカバリがしづらい機種なのですが、NECのLaVieRX
のHDDをまるまる入れ替えて、内蔵CDROMを使ったら、あっけなく復旧できました。覚
えておくと便利なテクだと思います。

さて問題は60GBのデータを持つNECのシステム移行です。
こういう用途はNortonGhostが便利というのを知っていましたので(実際、付属のリカ
バリディスクもGhostで作られている)、この際ライセンスを購入して使ってみること
にしました。「Ghost」と並んで「Save&Restore」という新製品が並んでいたので
『こうやってシマンテックの戦略にはまっていくんだなあ…』と思いながら
「Save&Restore」を買ってしまいました。ちなみに「Ghost」はWin2000で使えますが
後者はWinXP専用で、さらにアクティベートがあります。

しかしここからが大変。
まず圧縮後、約50GBあるバックアップファイルを置く場所がない。
分割して研究室で使っているマシンのハードディスクを利用して、ネットワークドラ
イブにおいてみるけど、リストアに失敗する。
しまいにはサーバー側の圧迫を圧迫してサーバマシンのHDDもスキャンディスクから
帰ってこなくなってしまった(300GBのHDDでstep4で1%あたり1時間ぐらいかかる…)。

研究室の学生用マシンにVMWarePlayerを入れて、映像制作環境だけでも走らせている
からまだましなんだけど…溜まり行くメールに手が回らない…。


結局、メディアを経由せず、Save&Restoreで直接ボリュームをコピーするという方法
をとっているけど…これでいいんだろうか…?なんだかファイルコピー後のブートレ
コードの操作だけなら、こんな大げさなことをする必要もなかったような…。

まあ無事に環境移行できることを祈ります。

皆さんも夏本番を迎える前にHDDのバックアップ&交換を忘れずに…

・時々読めない
・異音がする
・部屋がめちゃくちゃ暑い
・強制電源断をよくやる
・ディスクの9割以上を使用する
・スキャンディスクをかければいいだろうと思ってる
・自転車に乗っている、通勤が激しい
・いまのHDDを使い始めて2年以上

この辺は危険信号です。
間違ってもデフラグ/スキャンディスクなんて実行しないほうがいいと思います。
(HDDに負荷をかけて寿命を縮めるだけですよ)

以上、当たり前のことだけ書いて、作業に戻ります…。