足チェックする息子 | 王様の耳はロバの耳

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ゆがんだかがくしゃのたのしいにっきだよ

子供のころから「変な子」だった私は、息子の行動は、突発的なものも含めてだいたい理解できるという自負がなんとなくあるんだが、ひとつだけ理解できないのが「足チェック」である。

デッサンするのが非常にめんどい格好なんだが、幼児の身体の柔らかさを使って、実際にはもっと小さくなっているときがある。

ひたすらじっと足の指を広げて、丹念に何かを調べている。
別に汚れているわけじゃないし、匂うわけでもない。
そのときの顔が真剣そのもので、突き出したクチビルがちょっとかわいい。

ちなみにどんなに泣いているときでも「足チェック」が始まると、ピタッと泣き止むのも謎だ。