昨日劇場にいらした方、公式HPのAKB日誌をご覧になられた方はご存知だと思いますが、
宇佐美友紀が今月一杯でAKB48から卒業することになりました。
昨日の公演のアンコール最後の「桜の花びらたち」の前のMCで、何も知らない折井から「最後にゆっきーからお話があります」という振りで、宇佐美が前に出てきて
「良いお知らせです!私、宇佐美友紀は今月の公演を最後にAKB48を卒業することを決めました。」
とスピーチしました。
ファンの方は勿論、メンバーも誰も知らなかったので、はじめはスピーチを聞いたメンバーは冗談を言っているのだと思ったのか、みんな状況を飲み込めていないようでした。
だんだん、宇佐美が卒業ということが本当なんだと理解するのと同時に、メンバーのこらえていた涙がどんどん溢れてきて、それをみた宇佐美も目に涙を浮かべながら「最年長だからみんなの前で弱いところを見せたくないんです・・・。」と言っていました。
もともとAKB48劇場は毎日公演をお客様の前で行うことにより、歌、踊り、トークなどのこれからメジャーデビューを目指していく上で必要な才能に磨きをかけることを目標として12月にオープンしました。
劇場で公演を行うことが目的ではなく、公演を通して何かを掴み取って、次のステップに向かって進んでいくことが目標なのです。
宇佐美はもともとアナウンサーやナレーターといった、喋る仕事がしたかったのです。
ここだけの話ですが、宇佐美が去年AKBに応募してきたときは「MC希望」での応募だったんですよ!
最終オーディションの前の審査で、MCではなくてメンバーとしてオーディションを受けてみれば?という話になりオーディションを受け,見事合格したのが、宇佐美友紀なんです。
劇場にいらしたことのある方なら、宇佐美がどんな喋りをするのかご存知だとは思いますが、本人はAKBで毎日公演を行うことにより、お客様の前でリアクションをいただきながら「喋る」という事の難しさと同時にもっと「喋る」ことを勉強してみたいと思ったのです。
卒業というとなんだか寂しい響きですが、AKB48劇場において卒業という意味は、
「次のステップに進む」
という事なのです。
まさに昨日本人がスピーチの中で一番最初に言った「今日は良いお知らせがあります!」
という事になるのです。
4月からは宇佐美はAKB48からは卒業いたしますが、office48の所属MCとして色々な場面で劇場で培った経験を生かした「喋り」を聞かせてくれることでしょう。
3月31日は皆でAKB48初の卒業生を温かく見送りたいと思います。
21名での公演も後5回を残すばかりとなりました。
宇佐美の姿をはじめ、メンバーそれぞれの楽しく、元気に踊り、歌うすがたを心に焼き付けていただきたいと思います。