カーブドッチを後にしJR吉田駅からタクシーに乗り、
日本一大きな鳥居をくぐって本日の宿弥彦温泉に向かいます。
悪天候で弥彦山が見えないことを非常に残念がる運転手さん、
地元の人の弥彦山と弥彦神社に対する思いの強さを感じます。
本日の宿は弥彦神社の目の前みのや
旅館
昨日の宿が「豪」過ぎた故、どうしても残念感が付きまとうけれど、こちらが普通の旅館ですよ^^;
一応グレードアップして浪漫館と呼ばれる部屋へ
右上、部屋までの廊下に大正浪漫インテリアがあったり。でもやや無理繰っぽさ否めず(;´▽`A``
源泉かけ流しのアルカリ性単純温泉を堪能(今回もたっぷり4回)した後は夕飯へ
品数たっぷり、のどぐろの塩焼きがウマい。実は昨日の宿より丁寧で美味しかったかも♪
右上のお猪口は、燕市の産業と旅館みのやさんがコラボして作った限定モノ。
24金仕立てにしてはお値段安めで、後々買っておけばよかったと思ったもの。
翌朝、「あ、晴れてる!」
と思った矢先に雪が降るという晴れ、雨、雪、曇りのオンパレード(^^ゞそして気温は一ケタ(ノ_・。)
「なんだかオランダみたいだねぇ」と、オランダ繫がりの友人としみじみ。
朝食の食堂からようやく標高634m弥彦山を望むことができましたヽ(゚◇゚ )ノ
ロープウェイ乗り場も把握。ま、乗らないけどね^^;
宿すぐ前に並ぶお店でお土産を物色。
酒屋やよい
こちらも前日の薪小屋と同じカールベンクスさんが手掛けた素敵な古民家の造り(^^)
弥彦酒造の希少な「弥彦愛国」などお買上げ。ドメーヌショオのワインもありました。
宿の人に「笹団子ならここ」と勧められた「やよい」
オープンを待てぬうちに購入。
造りたては驚くべき柔らかさ、餡の質も良くでホントに美味しかった!弥彦に来たらマストっ(o^-')b
さて最終日は、オプションでタクシー観光を入れました。
まさかねぇと思いつつ荷物に入れたユニクロダウンコートとホッカイロが大活躍した極寒の中、
まずボランティアガイドさんと共に弥彦神社
見学へ
越後一のパワースポット、天照大神の曾孫にあたる天香山命が御祭神。
右上御手洗川に掛かる神様が渡る玉の橋は、人は絶対渡れないそうです。
ここは二礼四拍手一礼でお参り
右上は「重い軽いの石」、この石を軽く感じて持ち上げられれば願い事は成就し、
重くて持ち上げられなければかなわないと言われます。私は片方が軽く、片方は上げられず。
ボランティアさん曰く、意外と人によって感じ方が違うそうです。
すっかり冷え切った体でタクシーに乗り込むと、運転手さんが「これどうぞ~」と、
もちもちホカホカの名物焼き立てパンダ焼き♪、なんて嬉しい運転手さんの心遣い( ̄▽+ ̄*)
その後道の駅「国上」に立ち寄り、ワイナリーで食べた白菜の菜花など野菜販売や足湯などあり。
いわゆる団体バスが来るようなややスレ感ある場所。うーん魅力感じず…
裏道までウロウロして、結局適当なところで昼食。
ところで燕市って知ってます?
私は全然知らなかったけど、昔から鍛冶、金属加工がとても盛んな産業の町で、
巷に出回るカトラリーはほとんどここで造られてるのです。失業率も低いそうです。
ちなみにラーメンの町としても有名で、ラーメンお遍路マップがあるほど(^^)
そして地元工場、メーカー直結型のアウトレットショップストックバスターズ でお買い物。
キッチングッズ4,5品買っても800円以下という激安ぶり、見るだけでも面白い♪
最後に燕市産業資料館
へ
金属加工産業の変遷や、煙管などの工芸作品コレクションの他、
最も良かったのは世界のスプーン館 。
医者であり画家であった伊藤豊成氏が精力的に集めた5000本にも及ぶ世界中のスプーンが集結。
機内食のものからステンドグラス風の芸術的なものまで見応えあるコレクション、
また伊藤氏のスプーンに傾ける情熱のすごさにも感銘でした。
燕産業を知るまでは、「ま、ここはテキトーに流しちゃってもいいですよ」
なんて失礼発言をしていたワタシ、ごめんなさい(;´▽`A``素晴らしい日本産業の町なんですね。
そして親切な運転手さんと燕三条駅で別れ、新幹線で帰路に着きました。
これにて新潟旅行終了ですが、最後に新潟といえばこの人を忘れてはいけません!
ゆるキャラレルヒさん
新潟の地で日本初のスキーを教え、長野、北海道にも伝えた実在の偉人、
オーストリア=ハプスブルグ出身のレルヒさん(テオドール・フォン・レルヒ)。
なっんも無いローカル線駅でぼ~っと電車を待つ間とか、
このほっこりレルヒさんを見かけるとどれだけ癒されたことか…友人共々ちとハマりました( ´艸`)