TECH-AIR販売開始! | うらのうらはおもてです。

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=秋葉モーターサイクル雑務係り兼代表のブログ=

本日は電気工事による停電があったので、午前中休業でした。

たまにはゆっくりとも思ったのですが、ゆっくりの仕方がよく分からないので結局出掛けてしまいました^_^
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折角なので◯ヶ月振りに彼を引っ張り出して、生かさず殺さずの延命処置を兼ねてお散歩です^_^
ZRX、まだちゃんと乗ってますよ!

さて、行った先は写真撮り忘れたけど八王子の「しゃぼん玉東京ウエスト」さんです。
普段からうちのお客さんのブーツやグローブと言った用品とかでお世話になっています。

そんなしゃぼん玉さんで、アルパインスターズの取り扱い元さんがいらして、テックエアーのデモ展示をすると言うことでしたので、そういう機会にタイミングが会うことも滅多にないですから伺いました^_^

このTECH-AIR、日本での販売は本日から始まったそうです。
ただ取扱店が現在は全国で2軒しかなく、このしゃぼん玉東京ウエストさんの他は、京都の方にあるだけということで、これから取り扱い店舗も増えるそうです。
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TECH–AIRの現物自体は、2年くらい前からバイク商社の展示会や、先日もモーターサイクルショウなどで見た事はありましたが、現物に触るのは初めてです。

下の写真の左がTECH–AIRの本体で、右は対応するジャケット。
対応するジャケットや革ツナギにベスト型の本体を装着して使用します。
因みにこのベスト型の本体は、motoGPライダーが装着している物と同じだそうです!
それから、TECH-AIR対応の他社製品も続々登場予定で、HYODさんやタイチさんでも準備中だそうですから、本体さえあれば色々なバリエーションは増えて来るんでしょうね!
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脊髄パットは一体で装着されていて、緑の部分に作動ユニットが仕込んであるそうです。
この中にきっと例のIMUが入っていてライダーが転倒状況やアクシデントだと判断されると自動でボンベが作動してエアバックが展開します。
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本体ベストはツーリングにもサーキットにも対応しますが、作動条件が異なります。
例えばサーキットモードでは時速40km/h以下では作動しない様になっているそうですが、ツーリングモードでは停車中にオカマを掘られるなどのシュチュエーションを想定して、停止状態でも作動する事があるそうです。
そして作動をハーネスに頼るものではないので、車体と身体が離れない状況だったり、上にも書いた様に停車中のアクシデントにも確実に展開されるという事です。
それとパソコンを繋ぐ必要はありますが、モード設定の変更がすぐにできますので、ツナギ着て自走で走行会に行く場合なども対応可能という事です。

また既に流通している外装式(ツナギやジャケットの上に着けるタイプ)のエアバックは、外装式であるがために、作動させたいエアバック部分が、特に転倒して着地した時に身体からズレてしまうこともるそうですが、内装式の場合はズレる心配はありませんので確実にガードしてくれます!

秋葉もデモ用のテストスーツを着て、展開してもらいましたW(`0`)W
テスト用なので、ボンベを爆破させるのでは無く、コンプレッサーを使ってエアを供給していますので膨らむスピードがゆっくりです。
実際は0.04秒?って言ってたっけな?そんな速さで全展開するそうです。
全展開を暫く保ったあと、30秒くらい掛けてしぼんで来るそうです。
エアの展開は、肩・胸・背中・脇腹に広がりますが、襟巻の様な展開はありません。
展開中は内装式ですのでかなり窮屈になりますが守られてる感はとても高かったですし、落ち着いているときに展開してもらってると窮屈ですが、実際それが必要になったときは窮屈さとか感じないと思います!

因みに襟巻の様な展開は、何を守るのか?という考え方の違いでアルパインスターズの製品には採用されなかったそうです。
説明を聞くと秋葉は確かにそうかもと思いましたが、その辺は他社製品とはアプローチから考え方、全て違うところにあって、でもライダーの怪我を軽減したいという目的は同じ所にありますから、どれを選ぶのかは装着するその人の考え次第だと思います。

ただね、TECH-AIRの本体ベストが18万円、それに展開した後など定期的なメンテナンスにも費用が掛かり、ちょいと高額なことは否めません。
でも。。。
そういう遊びをしていて、実際にそういう怪我をしたとき。。。
それこそ10万20万という金額では済まなくなりますし、何より怪我以外にも仕事を休んだり周りの方にも迷惑かけたりと、金額で済まないことも多々ありますからね。
ツナギやブーツだって、ワンランク上の製品で護れる怪我がある事は、秋葉も痛感して居ますからね。

そんな訳ですので、今後はデモ機は無いけれど実物はしゃぼん玉東京ウエストさんにあるという事ですので、興味のある方は是非行ってみて下さい。
そして是非行かれる前にはウチにも声掛けて頂けると、たまたま在庫が無くて取り寄せになった商品や、その日に持ち帰れなくなった商品をウチで納品したり、手持ちのお金ちょっと足りない時の精算がウチでご精算したりと、多少の融通が利きますのでよろしくお願い致します。

バイク向けのエアバックもとても気になりますが、まだまだ始まったばかりで取扱メーカーもやっと増えてきたところですので、今後の発展のにも期待したいですね!

だって痛いの嫌だもん。