息子が3人、山あり谷あり!

息子が3人、山あり谷あり!

息子3人、小さく生まれた次男は、アスペルガー系自閉症。
同じような境遇のママさんたちと知り合えたらなぁ、なんて思いつつ。

ちょっと、過激な、攻撃的なタイトルになってしまいました。

久々のブログなのに。

 

わが子の通う学校を「進学校」というのも恥ずかしい気もするのですが、地域トップの公立校なので、進学校です、実際。

 

先日、アキが色々ありまして。

放課後講座の教室の場所が分からず、たどりつけず。

友だちもいないので、誰かに聞くこともできず。

結局、2回連続で講座に出ないということがあったようです。

 

場所は、教室に掲示してあったということですが、全く気付かなかったようで。

ようやく3回目の講座からやっと参加できたそうですが、補講の後で先生に呼ばれて不参加を叱られたそうで、アキは、「受講をやめます(無断欠席したから)。」と言ったとのこと。その翌朝、講座担当の先生から「放課後職員室へ来るように」と言われたそうです。

 

きっと叱られる、と分かっていたらしいですが、なんとか勇気を振り絞って行ったものの、どうしても職員室に入ることができず。相手の先生を呼んでもらおうと、精一杯の声をだしたけれど、小さすぎて誰にも気づいてもらえず。職員室に来ていることを気付いたアキの担任の先生は、

「自分で呼びなさいよ。私は何もしないよ。」

と言い、助けてくれず。補講の先生も、アキの姿が見えていても、声をかけに行くこともせず。結局、アキはつらくて職員室の前で泣いてしまったそうです。日本人男子の平均身長よりも大きな男子高校生なのに、です。結局それを見て、学年主任の先生が、「大丈夫だから、補講の先生のところまで行ったらいいから。」と言って、連れて行ってくれたそう。

 

補講の先生は、アキが、2度の無断欠席を謝罪せずに3回目を受講したこと、そのことを指摘したら「受講やめます。」と言ったことに立腹されていたようで(気持ちはわかりますが)、

「受講やめるなんて、逃げじゃないか。」

「場所が分からなかったなんて、言い訳にもならない。」

と言われたそうです。その日の出来事は、アキも言わなかったし、学校からも何の連絡もなかったので知りませんでした。

 

翌日からアキは、腹痛を訴えて3日休みました。精密検査にも回されるほど痛みがひかず。

文化祭の準備にも参加できませんでした。

 

休んで3日目、担任の先生から電話をもらって、講座の先生との話で何かあったか、とこちらから聞くと、初めてそんなことがあったということを知らせてくださいました。

 

アキに事実確認をしようと聞いてみたら、ぽろぽろと涙を流しながら、

「3回目に受講に行ったとき、ぼくだけプリントをもらえなかった。指名順も飛ばされて、まるで存在しないみたいに扱われて、つらかった。」

「職員室で話したときも、だれも気付いてくれなくて、場所がわからなかったって言っても、言い訳って言われて。」

と、つらそうに話していました。

 

アキの担任の先生には、電話の際に私が、

「個人資料に書いているように、ASDがあります。他の生徒さんでは考えられないかもしれませんが、いつもと違う方法(いつもはタブレットで確認)で教室に掲示されてもわからなかったのだと思います。友だちも一人もいないので、聞くこともできないし、講座の先生に謝ろうにも、どうやったら、どこに行けば会えるのかもわからず、いけなかったんだと思います。」

 

と伝えました。また、

 

「これまで、小・中では、様々な面で配慮、サポートしてもらっていたので、こんな、職員室で泣き出してしまうようなことはありませんでした。過保護かもしれませんが、本人の特性を理解して支援してもらいたい。」とお願いしました。

 

高校の担任の先生は、私がASDと書いていた資料も、全く見ていなかったそう。

「もうちょっとコミュニケーション力をつけて、みんなの中に入っていって友だちをつくったら…」

と言われ、それができなくて一番苦しんでいるのは本人です、と伝えました。

 

小・中学校は、色々な子がいて、先生たちも様々な支援をするのが当たり前のように自然とできるけど、進学校の子たちはみんな、何も言わなくても大人なみにできる人ばかりだから、特別な支援なんて視野にないのでしょう。

 

このままだとたぶんもう、アキは、体育祭や校外学習、修学旅行も行かないかも。でも、それでもいいと思っています。

進学校の先生には、立場の弱い人間のことは眼中にないし、細やかな配慮なんて期待しても無理だな、と心から思ってます。

 

ちなみに、講座の先生あてにお手紙を書いて渡してもらいましたが、もちろんお返事などありませんでした。

 

なんとか講座をやめることができ、アキは日常生活を取り戻しました。もうそれだけで十分です。

でも、いつもお弁当は一人で食べ、グループになる活動ではいつも一人余り、よくくじけないな、と感心しますが、そろそろそんな生活も苦しくなってきたかもしれません。今後どうしても無理なら、通信制へ転校かな、と思っています。

 

無断欠席はいけないと思うけど、「たどりつけなかった」のは「言い訳」ではない…

本人は、当日に「やめます」と言っているのに、なぜ何度も呼び出して、しかも来ているのがわかっているのに自分から声をかけてくださらないのか。担任の先生は「こうやって言って、先生のところへ行ったらいいよ、」とか「一緒に行こう」と言ってくださらないのか。高校生が人目もはばからず泣くほどに追いつめておいて、何の連絡もしてこないのはどういうことなのか。

なんで、ASDだって資料に書いて伝えているのに知らないのか。(知らなくても、アキの様子見たら、一般的な男子高校生じゃないこと、わかるはず。いつも一人だし、ほとんどしゃべらないし。)

 

アキは、この進学校の中でも、学力だけで言えば上位3分の1程度で、これまで課題忘れや無断欠席など、したことはありません。そういう普段の生活態度や本人の性格も考慮して指導や支援をしてもらいたいというのは、求めすぎなのでしょうか。

 

小学校や中学校のときは、色々あったけど、最終的には学校や先生の配慮に助けられてやってきました。

今の高校は、クラスの人たちは、親しくはないけれど授業中のグループ学習などでは話したり、意見を対等に交わしたり協力したりできるそうで、「みんないい人でよかった。この高校でよかった」と言っています。

 

それだけに、先生たちの対応には残念な思いでいっぱいになりました。アキにとってはこれまで、学校の先生は自分の味方、とうう気持ちがあり、今回、初めて先生に対する怒りを口にしたので、驚きました。特別支援学級もなければ障がいのある子もほとんどいない進学校の先生は、発達障がいへの理解も乏しいんだな、と思いました(ギフテッド系の、自己主張の激しい人に対する理解はあるかもですが。)。静かに困っているような、アキのようなタイプを理解するの難しいかもですが、せめて教育に携わっているのならば、泣いている生徒に「大丈夫、一緒にしよう。」と言うぐらいの思いやりと、ASDの特性理解ぐらいはしてほしいな、と思いました。

 

 

 

 

連休を利用して、家族旅行に出かけました。


昨年は、ナツアキが受験で、ずーっと夏期講習だったから、ハルと私二人で旅行しました。家族全員は久々。


なかなか予定が立たず、天気予報とにらめっこしながら、天気の良い地域へ。


全行程、快晴で、楽しめました爆笑


だけど、この旅で、あぁ、男の子3人の母は、息子は隣に座らなくなるのね、、、と実感しました。

観光地の乗り物で、二人乗りのものは、少し前なら末っ子のハルは私と。ナツアキが二人で、オットが一人で乗っていたものです。


ところがもう、ハルも一緒に乗らなきゃ行けないほど小さくもなく、ハルは自由に、ここはナツと、ここは一人で、と選びますが、その中にママと、はありません。そりゃもう10歳だからねえ…


気がつけば当然、ナツアキだって、「お母さんと乗りたい」なんて言うわけもなく。。。


まぁオットと私は、友達的に仲が良いので(笑)、オットは私と乗りたいとは言うけど、息子たちの意見優先ですから。


ナツアキはやはり、旅行は、いやがりはしないけど、付き合ってやってる感が強く、ずっとスマホ触ってるし、、、


まぁそれでも、アキは、私達の立てたプランに反対することなくお付き合いし、乗り物系も、今までなら自分はやめておくと言っていたところを参加し、帰ってきてからも、黙々と塾の準備…


ナツは、乗り物系が苦手なアキをさり気なくフォローし、ハルの相手もして、旅がスムーズに進むように気を使ってる感じでした。彼女にお土産も買ってたなあ。


あー、家族旅行を真に楽しめる時期はもう過ぎかかっている、、、と思いました。


ハルが中学生になったら、ほんと、家族旅行タイム終了ですねガーン


まだ、ハルが小さいうちに、、、冬にも旅行行っとこ、、、と思いました。

そして、オットとはお互い健康で仲良くしなきゃいけないな、と思いました(笑)

夏休みになりました。


ナツアキは高校生。

ハルは小学4年生になりまして。 


この夏休みは、過保護な私が、なんとか息子たちの手を離して、見守る夏休み。


ナツとアキは、オープンキャンパスへ出かけています。ろくに電車も乗ったことのない二人…今まで、私立高のオープンハイスクールも私と一緒に行って、完全に親まかせでした真顔


だけど、いつまでもそれじゃあね…ということで、県内の私大のオープンキャンパスは、二人で行かせることに。さぁたどり着けるかなぁ…



我が家のマスコットキャラクターの末っ子ハルちゃんは、ジュニアキャンプに初参加!初めてのお友達と、4日間、臨海キャンプしてきました爆笑


もう、これまた、心配で心配で、10歳ぐらい老け込んだ気がしますが、元気に帰ってきてくれて、ウルウルしながら

「お母さ〜ん、がんばったよぉえーん

という姿に、こちらも涙泣くうさぎ


だんだんと、大きくなっていく息子たちだけど、なかなか子離れは難しいです。ちょっとずつ、ちょっとずつ…ですね照れ