女性建築家のくらし

 女性建築家のくらし

   
  港区麻布十番で、建築設計事務所を主宰している一級建築士です。9歳の息子と一級建築士の夫と3人家族です。

ご訪問ありがとうございます。一級建築士の清水梨保子(しみずなおこ)です。

港区麻布十番で一級建築士事務所 トレス建築事務所 を主宰しています。

自宅も麻布十番で、10歳の息子と一級建築士の夫と一緒に暮らしています。

食べること、つくること、、、、美味しいもの、美しいものが大好き!

料理、家事、掃除、暮らしにかかわること全てが好きです。

丁寧で清潔感のあるシンプルな、、、リラックスできるライフスタイルを目指しています。

そんな日々の暮らしぶりや、仕事や趣味、子育てについて書いています。

どうぞよろしくお願いいたします。
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2016年もはじまり、

あっという間に一週間がたちました。


いかがお過ごしでいらしゃいますか。


昨年も充実した1年を過ごすことができ、

感謝の気持ちでいっぱいです。



お世話になりました皆様、

ありがとうございました。



昨年も、ですが、

できるだけ誠実に、

シンプルに、

大事なものにフォーカスして、

日々の選択を意識して、

過ごしてきたつもりです。



今年もそれは変わらない軸になります。



この年齢ですから、

志がすべてにあらわれる、

と肝に銘じております。



仕事においては、

ご依頼頂いた方とのご縁に感謝し、

プロジェクトに関わって頂いている方々、

職人さんたちや業者さんたち、

サポートして下さっている方々のお力添えに感謝し、

自分たちも力を最大限活用できるように、

心がけてゆきたいと思います。




どうぞよろしくお願いいたします。




追伸:ブログの更新は、ほとんどできませんが、、、ご了承下さい。





ご無沙汰致しております。

みなさま、いがかお過ごしですか?


今日は少し涼しくて、ほっとしました。


7月にはいり、息子の夏休みがはじまったかと思えば、

あっという間に終わりそうです。

最近のこどもたちは、いそがしい。

わたしの小さいときは、

あんなにダラダラと過ごした夏だったのに、、、。



先日、息子が6泊7日のキッズツアーより帰ってきました。

こんなに長期ははじめて。


私のほうがドキドキでした。


羽田空港まで迎えにゆくと、

ニコニコしながら「すっごく楽しかった!」との第一声!



元気で無事に帰ってきてくれたことに、

なによりも感謝しました。



まだまだ小さい、と思っていたけれど、

「自然遺産、見に行きたい。」と言い、

意気揚々とでかけてゆく姿をみて、

確実に成長しているんだと、

実感せずにはいられませんでした。


お友達とふたりでの参加とは言え、親がいない長旅。


どうなることかと思いましたが、

充実した日々を過ごしたみたいです。


息子なりに勇気をだして、がんばった、と思います。



ひとりっ子なので、

たくさんのこどもたちとの共同生活はよい体験になったようです。



運良く、種子島のロケット打ち上げが延期になってくれて、

お隣の屋久島から、ロケットの光と音を聞けたことが、

なによりも嬉しかったようでした。



周りからは、

「そんなに長く大丈夫?」とか、

「心配じゃないの?」とか、

お声をかけてもらうことも。



もちろん、心配です。正直、すごく心配でした。



一度だけ、主人に相談したところ、

「そんなこと言ってたら、何もできない。」と一喝。



それもそうだと、腹をくくりました。



心配ごとの99%はおこらない、らしいので、

心配しているんだから、実際にはおこらないんだ、

信じよう!と自分を納得させて過ごしました。



留守番しているよりも、

3人でSLに乗りに行った家族旅行の方が、

ずっと気が楽です。



こんな風にわたしがあたふたと、

息子の成長を追いかけているあいだに、

あっという間に大人になって、

巣立ってゆくんだなーと思った夏休みでした。






ブログの更新が滞っております。

ご無沙汰しておりますが、お陰様で元気にしています。



先日、息子が8歳になり、ただただ時の流れの速さに驚くばかりです。

ちょっと前に出産して、
赤ちゃんを抱っこしていたと思っていたのに(笑)

こどもの成長はめまぐるしく、
親である私の成長は、というと牛歩のよう。

歳を重ねれば重ねるほど、

自分の未熟さや至らないところが目につきます。

それが小さな成長の過程だといいのですが。



成長とは関係ないかもしれませんが、

この数年で、ずいぶんと生活スタイルを変えました。

意識して変化を求めていましたが、基本的には直感で。



いまだにその変化の中にいて、

つねづね、自問自答しています。

この2年ほどは、こんなことをとても意識している気がします。



「今、大切にしたいこと、は何か?」

「それを大切にする、とはどのようなことなのか?」




過ぎたことを振り返ることは、あまりないのですが、

この場であらためて振り返ってみると、

価値観は変わる、ということを実感しています。

2年ぶりにお会いする人と話をすると、

私自身は、

当時の私と今の私の違いがとてもはっきりとわかります。

見た目も歳を重ねましたしね。




どちらかというと今の私が本来の私らしい気がします。




たくさん、削ぎ落としてきましたが、

削ぎ落とした端から、

どんどん増えてしまいます。



それを繰り返してゆくのが、

自然の流れで、

生きている、ということなのかもしれないな、

とも思います。



自分が求めている生き方の輪郭が、

おぼろげながらも見えてきていて、

それが密かに楽しみなこのごろです。



久しぶりのブログです。

本日、二子玉川の複合施設ライズがグランドオープンでした。

そこのシネマで、写真家の宮澤正明氏の監督作品、

ドキュメンタリー映画
「うみやまあひだ」

のプレミア上映会にお伺いしてきました。



深く深く考えさせられました。

感動、というひとことでは、言い表せないかも。



昨年の、伊勢神宮の式年遷宮にいたる、

10年を写真におさめた宮澤氏による映画は、

伊勢神宮という切り口だけでなく、

神道、建築、自然、災害、脳科学、宗教、、、

様々な側面からとらえられています。


12人の賢人達の言葉は、

聞き逃すのがもったいないほど、

私たちにとって大切なものを示唆していました。



3・11を経験した日本人が抱える漠然とした不安の中に、

一筋の光明を見いだすような映画です。



日本人のDNAに誇りを持てるような。






「これからどう生きてゆきますか?」






ぜひ、多くの方に見てもらいたい。


ちょっと難しいかもしれませんが、

全国のこどもたちに見てもらえたら、

いいのに、、、、と思います。

どうすればいいのかしら?(笑)





上映期間は4月30日まで。


公式HPはこちら→


チケットは二子玉川109シネマへ→




監督と特別ゲストである阿川佐和子さんのトークショーも楽しめました。
阿川さんは、辛口だけれど、愛があって素敵です。可愛かったなー!



さくらが満開の美しい日に、

母方の祖母がなくなりました。



2年前に父方の祖母が100歳でなくなったので、

まだまだだと思っていたのですが、

94歳でその生涯をとじました。



大往生で、とても感謝しています。



祖母は私の中でお手本、と呼べる女性でした。



なにごとにも丁寧な人でした。



とても器用で、

編み物を教えていた時期もあり、

私は妹やいとことお揃いで、

いくつもセーターを編んでもらったものです。



住まいはいつもきれいに掃除されていて、

どの扉をあけても、

どの引出をのぞいても、

おどろくほどきちんと整っていて、

子どもながらに感嘆していました。



丁寧に暮らす、

ことへの憧れは、

祖母の暮らしぶりをみて、

持つようになりました。



今年になって会いに行き、

あらためて祖母の手をみると、

私があまりにそっくりなので、

ふたりで笑ってしまいました。



DNAですね。



とても器用な祖母の手と似ている、

ということが、私のちょっとした誇りです。



祖母が安らかでいられますように。