く
あなたの人柄でファンができ、望む成果を作る!
ダイヤモンド自己紹介トレーナーの佐々亜紀です
(共感文章&自己紹介の先生をしています)
先週、久しぶりに
大きな会場(1000人規模)
での司会を経験して
司会者として、そうそう
これって大切だよなぁ!と感じることが多々ありました。
既にプロの司会者の方にとっては
当たり前の情報かもしれませんが
今後、司会をする機会がある方へ。
何かお役に立てることがあれば幸いです。
なお、以下は
オンラインイベントの司会ではなく
リアル会場での司会を想定して書いています。
♪司会者の心得
大切なことは2つ
・主催者へのリスペクトと深い理解
・観客への感謝の気持ち
単に原稿を読み上げるだけであれば、いずれAIでも出来ます。
一方で、司会者(人間)がいるからこそ、人として心を込めて言葉を紡ぐことができます。
そのためには、今日まで準備をしてきた主催者への敬意と、主催者への深い理解(なぜ、何のためにこのイベントを開催したいのか?の腹落ち)があるかどうかが、司会者の言葉や表情に滲み出るものです。
♪司会者の事前練習
・発声滑舌練習
・早口言葉で、口を柔らかくしておく
・司会前日はお酒を飲まず、喉を大切に
・声に出して台本の読み合わせ練習(最低3回以上、流れを頭に叩き込む)
♪司会者が、開会前に入れる良いアナウンス
・開始時間、終了時間の案内
・会が始まってから休憩があるかどうか
(休憩なしで進行する場合は、今のうちにお手洗いをお済ませくださいとお知らせする)
・ロビーで商品販売をしている場合は、そのアナウンス
・写真や動画撮影が可能かどうかのアナウンス
・携帯電話、アラーム機能など。音の出ない設定にするように。「今、スマホを取り出してチェックしてください」とアナウンス
♪司会者が、会場に着いてからやるべきこと
・会場スタッフへの挨拶
・避難経路の確認(万が一の際に、誘導できるように確認しておく)
・お手洗いの場所の確認
・司会台にライトを設置してもらう(大事です!会場が暗転すると、原稿が読めなくなるので)
・司会台の後ろに椅子を置いてもらう(長時間の講演の場合)
・ハンドマイクを貸してもらえるか?の確認
(ハンドマイクがあると、ステージ上で演者にインタビューをしに行きやすくなります。ハンドマイクには本数制限があるものです。このシーンで使いたいので、この時間だけハンドマイクを貸して頂きたいです、と音響スタッフに事前に伝えておくとスムーズです)
・入口で観客に配る資料があれば、その資料一式を司会者ももらっておく
(入口でお配りいたしました〜〜は、のように、資料を見せながらアナウンスを入れられるため)
・退場時の動きの確認
(一斉移動が混雑を招くようであれば、順番に退場を促す。この辺りは現場ディレクターとの打ち合わせをしておく)
♪司会者にオススメ持参アイテム
・ミニハンドタオル
(ハンドマイクを、司会台の上にそのまま置くとドンと音がなってしまうため、ハンドタオルがあるとクッションになります)
・のど飴
・お水のペットボトル&ストロー
(オススメ!ストローがあると、飲む姿がスマートになります)
・ゼリー飲料
(何も食べずに司会進行をすると、空腹でお腹が鳴ることがあります。司会者はそれなりにエネルギーを使うので、お腹が空くんです笑。何かしらの食べ物を持参することをオススメしていまして、私の場合は、ゼリー飲料がいつも助けになってくれてます)
・ヘアスプレー
・ストッキングの替え
•万が一汚した時のための衣装の替え
・名刺
・小さな鏡
(適宜、身だしなみチェック)
・タイマー
(紹介文が何秒かかるか、を直前まで計れます。スマホで測ると、余計なお知らせ機能なども見てしまい集中力が削がれることがあるので、単純に時間を測るだけのタイマーも持参しておくと何かと便利です)
・時計
(とても大事!司会台には時計がないことが非常に多いです)
♪司会者が最も大切に読み上げるべき言葉(要/事前練習&確認)
・イベントの正式名称
・紹介するゲストのお名前、肩書き、プロフィール文
これらの言葉は、噛まないようにゆっくり&大切に発声します。
なお、開始の第一声は、笑顔で明るいトーンで!
笑顔を作ると、声帯が緩むので、声が柔らかく明るいトーンで発声できますよ^^
ざっと、こんな感じでしょうか。
そうそう、
イベントの成功の尺度の1つが拍手の量です。
拍手が沢山あるイベントは、
それだけ盛り上がり、喜ばれた証拠ですからね。
で、そんな拍手を生み出すのも
実は司会者の仕事だと私は考えます!
誰かが壇上で挨拶をした時
VTRが流れ終わった時などなど
自分(司会者)が率先して、
誰よりも大きな拍手を一番に始めると
それにつられて、会場全体から拍手が沸き起こります。
司会者は、
その場の空気を作る大切な発信基地!
発する言葉だけではなく
その行動すべてにおいて
主催者の絶大な応援者になること。
そして
足を運んでくれた観客へ感謝を示しながらも
非常事態があった時には、
冷静に会場を守るんだ!という指揮感覚も持ち合わせておくと良いですね。
以上、司会者の心得として
今回の学びと共にお届けしました。
改めまして今回、司会の機会をくださった
JPSA首都圏ブロックの皆様
心から感謝いたします。
あなたの司会も応援しています!