まいどです！
8月のボランティア、最終週のご訪問は
毎度お馴染み「リハビリルーム ビブラビブレ」さま
2か月に一度の定期訪問なので、またいつものお顔をみて安心
この日はいつもよりご利用者様、大勢だったかな？
わざわざすみれ組の演奏を聴きにいらした方もいたんですよ～
（前回の演奏で二胡の音色がお気に召して、楽しみにしててくださったとか！）
ギター伴奏のなみさんは仕事が終わってから駆け付けたので
ちょっとバタついて大変でしたが、無事合流
なみさんを待つ間に皆さんをパチリ。壁にはキレイな花火があがっておりました
最初の曲は、この時期らしい童謡、「赤とんぼ」。
赤とんぼが飛ぶのをみるとなんとなく秋の訪れを感じます。
うるさいくらいに鳴いていた蝉も最近はすっかり声をひそめ
夜は虫の音もきこえるように…
ビブラさんも前回のご訪問時はまだ梅雨時期だったのに、
季節の移ろいは早いものですね。
ところでこの曲、聞くと美しいと思う方が多い一方、
なんとなく切なさや寂しさ、もの悲しさを覚える方も…
それはやはり、郷愁あふれる歌詞のせいでしょうか。
夕暮れ空に飛ぶ赤とんぼ、という風景的な美しさ、
そこから呼び起こされる遠い昔や故郷の思い出…
ワタクシも、小さい頃のことを思い出します。
日が落ちかかって遊んでいた友達とバイバイしてひとり家に帰るとき、
祭りのあとの静けさみたいになんだか急に寂しくなって…
人それぞれの気持ちや思い出にそっと寄り添う、
日本の童謡はとてもやさしい母のようです。
…なんて1曲目の話が長くなってしまいましたが
続く2曲目もゆったりと「花」を演奏したあとは
ちょっと二胡をお休みして
インディアンフルートの新曲「コンドルは飛んでいく」をご披露。
アンデスのフォルクローレ（民族音楽）の代表ともいえる曲、
ご存知の方も多いですね。
南米ペルーなどが発祥の民族楽器「ケーナ」という笛で
演奏されることが多いのですが
ケーナと近しい雰囲気をもつ北米のインディアンフルートでも
レパートリになっていたり、リクエストを受けたりします。
吹いていてイメージがすっと浮かんでくるから
なんか気持ちいいんですよね(笑)
そして後半は楽しげな曲をもりもりっと
最近のすみれのヒット曲（？）、「青い山脈」（もちろんイントロは口でｗ）
皆さん歌詞がないのにすらすらっと歌ってくださいました！
おぉ～、すごく一体感を感じられて、やっぱりこの曲楽し～い
「私が若い頃の曲…懐かしい！」とのお声もいただき
青春時代を思い出してもらえたかな、と嬉しくなりました
ビブラさんではよくこんなふうに気さくに話しかけてもらえるから
ライブ感があって楽しいの
さてみんなで歌って満足した？ところで二胡に戻りまして…
次は大御所、美空ひばりさんの「真赤な太陽」
さすが昭和の歌姫の曲だけあって
二胡で再現するにも難易度は高い…
情熱的な真夏の恋の歌だけに、どうしても8月にやりたい！
と、結構早くから準備していたのですが
ワタクシの演奏レベルではなかなかまとまらず
半ばあきらめていたところ…
ラッキーにもプロ二胡奏者の峠岡慎太郎さんに直接ご教授いただく機会があり
いろんな問題がクリアになったおかげで無事ご披露することができました。
（しんたろ先生、ギリ間に合ったよ～！ ホントにありがとうございましたっ！！）
テンポも当初の想定より若干スピードアップでき、
アバンチュール的恋心もなんとか表現できたかと
（しんたろ先生に教えてもらった時は原曲よりかなりゆるめの120でもったりしてたからなー）
とりあえずちゃんと夏デビューできて、良かった良かった
でもここでまた来年まで弾かないのももったいない
人気のある曲だし、真夏以外にもまた演奏していきたいと思います。
さて楽しいお時間はあっという間、次で最後の曲…
こちらでは初披露の「憧れのハワイ航路」でお別れです。
これは歌詞があるはず～と、
スタッフさんが急きょ歌詞カードを出してきてくださったところ
あらま、隣に「青い山脈」が(笑)
もう一回歌いますか～！ なんて大笑いしつつ…
最後にふさわしくみなさん明るいお声を響かせて、楽しく終演となりました。
季節の移ろいを感じたり、昔を思い出したり
大声で歌って笑って…
あ～この30分、謳歌したなぁ
演奏の後は恒例のおやつタイム
ご利用者さんお二人が今月お誕生
ということで
素敵なケーキが用意されていましたよ
ハッピーバースディの歌とともに色紙とプレゼントも手渡され…
これからの抱負をひとこと
「元気で長生き」 「うーん、なんにもない」(笑)
いやもう、ほんとにどこまでも元気で個性的…
ワタクシもこんなおばあちゃんになりたいわ
次はハロウィン直前にお邪魔しますよ
またお会いできるのを楽しみにしてま～す！
演奏曲
赤とんぼ／花／コンドルは飛んでいく（インディアンフルート)
青い山脈（歌）／真赤な太陽／憧れのハワイ航路
おまけのこぼれ話
①眠り姫
到着したときからスヤスヤと気持ちよさげにおやすみの方が
演奏始まっても起きる気配なし、
スタッフさんが途中何度か起こすもまったく動じず眠り続け…（しかも一番まん前でｗ）
でもおやつの時はちゃんと目覚めて美味しそうにケーキ食べてました。
②黒一点
スタッフさんと次回のスケジュール打合せ＆ご挨拶もすんで
さぁ帰ろうという時、ご利用者さんがおひとりスタスタとやってきて
「ギターの先生、今日はありがとうございました～」と
伴奏のなみさんにうきうきとお声をかけ…
しまいにハグまでしそうな勢いだったので一同大爆笑！
「旦那さんが天国から見てるよ～！」と茶化されておりました
この日唯一の男性だったなみさん、モテちゃいました～
③首から上は…
コンドルって、 広大な空を悠々と飛ぶ
カッコイイイ鳥って感じですが…
ハゲだった！！