屋根材がめくれて飛んでいってしまったのでちょっと見に来て
そんな電話が1週間くらい前に入って来ました。電話の主はボクの住む町の町会長さん
物件はというと約10年前に建築された集会場です。(建築したのはボクらではないです)
えーーーーーーーー。たった10年で劣化しちゃうのーーーーーー
って思いますよね。ちなみにどんな屋根材かというと カラーベスト コロニアル といわれる軽い屋根材です。(ちなみにカラーベストとコロニアルの形状はソックリですが、材質は違います。)
こんな仕上がりの屋根。スッキリおさまってて見栄えがいいですよね
この屋根を採用するメリットは
耐震に有利である(軽い屋根材なので、瓦に比べると構造補強の費用的な負担が少ない)
費用が安い
※これは以前の話で、ボクらの実務レベルでいくと瓦と然程変わりはないような感覚です
スッキリ見えて見栄えが良い
といった感じ。デメリットは
メンテナンスが短い周期で必要(塗装等)
遮熱性、遮音性が瓦に比べると劣る
というのうが個人的な意見。まぁこの材質をオススメかどうかは別問題の話として、15年以上前に施工された材料はあからさまに劣化速度が速く、屋根が色褪せてしまうのを良く見かけたので、 この材質はそんなもの というイメージが定着していますが、実は最近のものはそんなに劣化は早くないと思います。(大分マシになっている・・・という事)
10年前に施工したこの屋根がめくれてしまったのは仕方ない事なのか
みんな10年くらいで傷んでしまうのか
という事についてのボクの私見は
仕方ないけどちょっと早いかな
最近のものは品質が向上しているので10年くらいでの劣化は心配なかろう
という感じです。ちなみにメーカーさんにクレーム報告しても間違いなくこんな返答が帰ってきます。
「小まめにメンテナンス(塗装)してないから保証の対象外ですよ」
って(苦笑)。小まめに・・・とはどんな周期かというと2~3年くらいを指します。実際こんな周期で塗装している人なんてまずいません。
おっと。ちょっと愚痴っぽくなっちゃましたが、これらの問題の予防策や色褪せてしまった場合の補修方法としては 再塗装 がオススメです。
最近では遮熱塗料という優れものもありますので、単なる塗装じゃなくて、遮熱をかねる塗装がベターです
こんな商品です。ちなみに当社での施工事例は0です やっぱり、塗装業者さんが請負う事が多い工事です
こういう感じでローラーで塗っていきます。施工実績ゼロだから説得力ないけどね
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