ラストアイドル考─1─「松本ももな」 | 現場とアイドルと劇場と私

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松本ももなは、昨年、11月のアモレカリーナ卒業のタイミングから、しばらく、動向が見えなかったので、テッキリ、乃木坂3期生か、あるいは、ひらがなけやき2期生あたりにちょこんと出てくるのでは、と思っていた。
 
だから、そのいずれの発表にも、名前がなかった時は、少し意外な面持ちだった。
 
実際は、坂道のオーディションを、受けたかどうかも、知らないけれど。
 
そして、久しぶりに目にした映像が、先週のラストアイドルである。
 
しかも、よもや、まさかの、センター挑戦。
 
第1回以降、毎週欠かさず録画して見ていた自分も、先週の録画を数時間差で見ながら、最初は、何が起こったのか分からず、声をあげる事すら忘れて、しばし、呆然としたものである。
 
そして、ぼんやりと、思ったことは、
センター狙い?
しかも、来週の放映は、「2人枠」扱い?
 
これは、過去の例からいくと、薄い撮れ高で、あっさり挑戦者が敗れる厳しい結果なのではないか?
 
ということ。
 
自分の松本ももな最後の現場は、昨年10月「初恋かよ!」(ここで、Taskの熊澤風花に出会ったのだった、お陰で、フロアでTask have Funを観ていて、アモレカリーナの特典会に行けなかったのである)(涙)。

昨年までの特典会等での松本ももなとの個人的な接触における印象で言えば、そのイメージと、メジャーアイドルのセンターという立ち位置を、どうしても結び付けることが出来ない。

もちろん、ビジュアルは、世界標準である。センターの資格充分。
 
しかし、松本ももなの立ち居振る舞いは、センターのそれではない。
 
付いてきてよ!というより、
付いていくね♪な側のそれだ。
 
メジャーグループの、乃木坂でも、欅でも、(ハロやスタダ系統ではない)、全く違和感はないけれど、いずれにせよ、ゼロポジションではないのである。
 
もちろん、自分が見ていないこの1年で、いろいろの変遷はあるだろうし、成長もあるだろう。
 
48は、坂道シリーズと違って、確かに、なんでこいつがセンター?という謎を解くところから、いつも、始まることも、確かである(笑)。
 
それでも、その確信犯的路線を織り込んでも、センターのイメージではないのである。
 
例えば、ラストアイドルでいえば、2番と4番、吉崎綾か、安田愛里の立ち位置挑戦者なら、自分は、「いよっしゃ~!ももなん、メジャーデビュー♪」と、今、咆哮を上げているはずだ。
 
吉崎さんや、安田さんが、どうのこうのということではなく、センターの右横にいるのが、松本ももな、だから。
 
サブセンターで、ものすごく映える。
ももなも、グループも。
 
誰が、どういう判断で、対決相手を決めているのか?
 
それだけは、この番組の解せないところだ。
 
りんご娘の王林もそうだった。
 
なんで、「禁じられた2人」を選曲する(出来る)ような、48の公演セトリを知り尽くした最年少暫定メンバーを指名してしまったのか。
 
王林こそ、ラストアイドルのセンターには、うってつけだ。
 
王林の選曲も、「アナ雪」とかでなく、自分の青森の王道アイドルソングを引っ提げて、板に付いたパフォーマンスを繰り広げれば良かったではないか。
 
これは、他の挑戦者にも、言えるのだけど、
何故、アイドルが出自の挑戦者が、自分のグループの持ち歌を歌わない?
 
とにかく、今は、松本ももな、である。。。
もう、結果は出ているのだ。
 
通れば、文句なし、だが、グループとしては、センターではないように思う。
イコラブに入った齋藤樹愛羅と、同じポジショニングが、相応しい。
敗れたら、声を大にして叫ぶだろう。
なんで、ももなん、センター狙いだったんだ?
 
と。
 
この1年の知らない期間中のパフォーマンス成長具合にもよるし、審査員の巡り合わせにも、左右されるだろう。
 
でも、自分の理想は、立ち位置2番か4番で、松本ももなの「バンドワゴン」を、猛烈に観たい。
 
最高の映像になるだろう。
 
毎度、いつもの、このブログ同じく、個人の見解であり、異論、反論、当然である。
 
推しマイm(._.)m
 

✳あと、この番組と企画自体に物申す、みたいな言説が、散見される。そういう人には、置いてかれていますよ、と、お伝えしたい。

 
ゼロ年代以降のこの業界のコンテキストを辿ったら、自ずから「今の有り様」が見えてくるので、ここ10年のポップカルチャーを、深くなくても良いので、追ってみてください。