短冊に喜ばせ。
もう終わっちゃったのですが、ちょっと七夕のお話です。
……ちょっと違いますね、短冊のお話です(笑
私には二人の娘がいます。
長女は卵アレルギーで、生まれて一度も卵はもちろん、卵が入っているものは一切食べたことがありません。
食べるとアナフィラキシー
の危険性があるからです。
4歳になり、主治医がとりくんでいる減感作療法
と言う治療法をとりいれることになりました。
毎日、一日も欠かさず決められた量の卵を摂取していくと言う治療法です。
6月の初め、検査入院をしました。
そこで、娘の食べても大丈夫な量を決めます。
今も毎日、卵を摂取しています。
そして、毎週、朝から摂取する量を増やすための検査をします。
保育園に通っているのですが、もちろんその日は保育園はお休みです。
正直、母としてこういうことを4歳の小さな体に課すって、どうなんだろうと悩みました。
家でも何度か、体中に蕁麻疹や咳が酷くなり、病院へ走ったこともあります。
それだけギリギリのところで続けていくため、つらい思いだってたくさんしますし、嫌になることも考えられます。
だから卵を食べさせてあげたい!という気持ちと、つらい思いまでした食べさせる必要はある?と言う思いが交差してました。
でも、彼女は「食べられるようになりたい!」と言ったので、今も続けています。
そんな彼女が保育園の七夕の短冊に書いたお願い事。
↓これ。
「びょういんのせんせいになりたいです」
ビックリしました。
先生に聞くと「よく言ってるんですよ」と笑顔で答えてくれました。
話を聞くと、自分と同じようなアレルギーを持つ子を助けたいそうです。
(もちろん、要約してますよ(笑))
正直嬉しかったです。
何がって、老後安定?
違う違う(笑
私が4歳の時なんて「○○(←好きなアニメのキャラ)になりたい!」とかそんな感じだったし
それが普通だと思っていたのですが彼女は、病院を行き
卵が食べられるように応援してフォローして助けてくれる先生が素敵に見えたのでしょう。
そして、同じように頑張っている子どもたちと過ごしていくうちに、芽生えた小さな志。
それに猛烈に感動しました。
夢がかなうかどうか、彼女次第ですし、これから先夢もどんどん変わっていくことでしょう。
でも、なんだか私の中で妙な自信があります。
彼女は、本当になりたいものになる。
……親ばかですかね(笑