22 BCS Tokyo 2005( ビジネス・コミュニケーション・サミット)
~テレビ会議、Web会議、音声会議の最新システムを展示&デモ~


仕事で少し関わって興味をもった展示会。

要は最新鋭ではないが会議のためのシステムの紹介だ。

最新鋭でないというのは、これ以上のものをすでに知っているからで、現在、実現できる会議システムは今回紹介されるもので最新ということになるのだとおもう。

展示といってもソフトなのでそこにあるのはブースとpcとオネーチャンのみ。

会議ソフトがあらわれだしたのはコスト、時間の削減を目的とした。最近のビジネス世代の連中の考えからであるという。

自分は大手の会議の録音やマイクシステムも組んだりするのだが、確かに無駄というか決まりごとがおおいように思える。

会長の挨拶からはじまり、決算報告、時期予算案、現在の取り組みをパワーポイントでそのとき見せられただけでは、まともな質疑応答がでるわけもない。役員が会場前方に並んでいては意見のある社員も発言しずらかったりする。

このことに気ずいてるのは月刊?プレジデントの編集長だった。

この人ははじめ社員とはメールでしか会話しない。いいたい事言わせるためだ。その後挑発を続けると向こうからこちらに向かってくるという。

ちなみにダイエーの社長が同じことを各店舗の店長ずたいに「現状のダイエーについて」の意見を社員に求めたところ一件しかメールの返信はなかったという。

内容はずば抜けて鋭い視点でダイエーの危機をかいていたらしい。

この一件の返信をした店長代理に社長はその地区の支店長になるよう手配しようとしたが向こうから断ってきたという。

理由は自分より下につくことになる年功序列の人間に潰されるのが見えているからだという。

ダイエーの社長はこの発言を聞いていままでのの自分を恥じたという。

各地でダイエーが潰れたのはこの出来事があってからだ。

目先の利益より復興に着手した結果だ。


社長らしい社長だ。