三十路 独り身 リアル乳ガン闘病記

2010年8月23日、

ジュリアンさんより発売される

『三十路 独り身 リアル乳ガン闘病記』の

特設サイト、なんとかオープン!


モトネタ

「オンナのサバイバル日記」

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伊藤さちこさんのブログ
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社会復帰カウンセリング

前回も書いたけど、「術後の社会復帰」は今年一番の課題。


頑張りすぎると、急に病気のことが不安になるし

仕事がなければないで、

「もしや私、食べていけるレベルじゃないのでは?」

「これから先どうやって生きていこう」

とうつうつする。


どうにかできないものか?と一人悩んでも堂々巡り。


なので、ここはひとつプロに相談だ!


と、行ってきました! ピアカウンセリング「じょぶ」

イエーーーイ! ひゃほーい! ……ってノリじゃないか。


臨床心理士さん、人事担当者さんと一緒に、みんなでお話しながら

より快適な社会復帰の道を探っていこう、という集まりなのだけど

素晴らしいのは、カウンセラーさんも、人事担当の方も

がんサバイバーだということ。


フリーランスもフリーランスで大変なのだけど

会社だと、病気に対する理解がなかったりとか

患者サイドが、会社の人とどう折り合いをつけていいかがわからなかったり。


医学も進歩して、そりゃ、社会復帰ができるということ、働けるということは

ものすごーくハッピーなことではあるのだけど、

やっぱり長い人生が待っている。

「命さえあれば、お金もいらない」なんて言ってられない。

だけど、世の中の多くの人が、がん患者におかしなイメージを持っていたり

患者サイドも、忘れて元通り、というわけにいかなかったりする。


でも、ここでみんなの話を聞いたり、自分の相談をしたりしているうちに

八方塞がりでも、道はあるんだな、とちょっと感じた。


例えば、就職活動とかでも

「自分はがん経験者だ」とか言いたくなければ言う必要はない。

隠すために、ウソをつくのは悪いことじゃない。

精神的に辛ければ、薬に頼ったっていい。

いろいろ社会保障制度もあるから役所や病院のソーシャルワーカーさんに

相談するのもひとつのテだ。

そして、できないことはあるかもしれないけど「できない」ばかりじゃなく

「自分はこれができる」とアピールするのも必要だ。


そんな言葉がしみた。


「やれるところまで、気楽にやってみようかな」という

気分にもなってきた。


社会復帰で一人で悩んでいる方や

会社の人間関係、雇用問題で悩んでいる方は

経験豊富な専門家に相談できるのでよいかもです。


ピアカウンセリング「じょぶ」

http://www.cancernet.jp/ganst_job.html




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希望のちから

昨日は

“がん専門医に訊く”

もっと知ってほしい「がん臨床試験・治験」のこと2011

というイベントにいってきました!


前半は、「希望のちから」という映画の上映会。


ざっくり言うと、ハーセプチンができるまでの感動秘話です。


よく何年も前から「●●でがんが消えることが証明された」とか、ニュースで出るけど、

それが治療に生かされないのはなんでだ?

画期的なら明日にでも導入してくれよ!

……って思ってたけど、薬って承認されるまでが大変なのね。。。

なんでも承認される薬は、2万に1つだとか!

しかも日本では24年間くらい闘うのだとか。

儲からないから、製薬会社もあまり積極的じゃなかったりして。


主人公は、ハーセプチンが承認されるまで戦うんだけど、これがもう。

途中、辛くて見られないこともあった。


臨床試験の参加者が、ハーセプチンの効果があって元気になっていくんだけど

数値が、対象者として適していない、とかそういう細かい規定がいっぱいあって、

ハーセプチンを続けてもらえなかったり。

で、「お金なら出します! 誰にも言わないから私にもハーセプチンを」

とか必死にすがられて、辛い思いをしたり。

主人公に向かって

「バレないならこっそり投与して大金もらおうぜ」

とか言いたくなってしまった。。。私ならそうするね。

でも、そこで情に負けてしまっていたら、今のハーセプチンはなかったかも

しれないんだけど。


最後は、もう人生をあきらめかけていた女性が、

見事にがんが消失して、満面の笑みをうかべている場面はちょっと泣けた。


主人公ががんばったことで、すごく多くの人の命が助かり続けているんだなぁと……。


主人公の家族も、すごくいい理解者だし、

女友達がやり手で、強引にレブロンの役員に支援させたりとか

そういうことの一つひとつが、今なおHer2陽性の人の命を救っているんだなと思うと

ほんと、生きているって奇跡だ。


……ただ、唯一ザンネンだったのが。。。


……そう。




私がHer2陰性だったってことかな(苦笑)



ストーリーとしては素晴らしいけど、私としては若干、複雑。。。



えーと。



Her2陽性の方は、登場人物の女性たちと一緒に

奇跡のちからをもっと喜べると思います。。。ははは。



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術後の仕事とお金のコト

社会復帰と、お金関係。

ここ1年は、ずーっとこのテーマで悩んでいた気がする。


治療中は、保険とかでけっこう何とかなってきた。

そして、

「病気で悩んでいる時にお金のことまで考えたくない」と

心配するのをブロックした。

というより、先々のことなんてちっとも考えられなかった。


それはそれでよかったと今でも思うし

独立したばっかでこれからが稼ぎ時って最中に

仕事を減らしたことも後悔してはない。


でも、問題は治療が終わってから。


一時は、「バリバリ復帰だぜ!」と

寝る間も惜しんで仕事してみたのだけど・・・

やっぱり疲れたりストレスがたまると病気が怖くて怖くて。

それで、結果としてまた仕事に消極的になってしまった。

もちろん、生活面には問題アリアリの大問題!

お金が減るのが怖くて人に会いたくなくなったり、

満月の日に財布を振って、臨終収入にキタイしたり(笑)

そーいう問題じゃないっての!


数値上、健康なヒトとなーんにも変わらないんだし。

甘えだよ!とか思ったりするのだけど。

そして、稼ぎの少ない自分にちょっとばかり失望したり。


みんな、社会復帰って順調にいってるものかしら?


復帰できずに悩んだり、

復帰したのに、残業とか、たとえば病院行く日とかで

社内の折り合いとか悩んだりするものだと思う。

逆に、病気の経験から、今まで以上に仕事に感謝して

イキイキと取り組めているっていう話も聞きたい!!


もし、よかったらコメントやメール、メッセージでご意見きかせてくださいませ。。。


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